大切な人 ページ36
貴方side
残ったのはノリと私だけ。
川上「ほらよ」
貴「え?」
川上「キャッチボール…少ししよーぜ?」
貴「うん」
さっきまで試合が行われていた
グラウンドとは思えないほど静かで、
2人のボールがミットに収まる音だけが
グラウンドに響く。
川上「こちらこそありがとなA」
貴「え…もしかしてさっきの…」
川上「聞こえてたよ、
俺にだけちゃんとはっきり聞こえてた」
あぁ…
なんでいつもノリは分かってくれるんだろう。
伝わるんだろう…
川上「俺、お前がいなかったら
ここまで成長できなかった」
貴「それは私の台詞だよ」
川上「いや…俺は別に何も」
貴「初めて会った時、運命を感じた」
川上「え…?!」
貴「私…あの時ノリに会ってなかったら、
あのまま野球をやめてた…
こんな風に笑うこともできなかった、
こうやって前を向くこともできなかったよ」
川上「それはAが頑張ったからだろ?」
貴「私だけの力じゃこんな頑張れなかった…」
川上「でも…俺も運命だと思ったよ。
あの日Aに会って、
クラスも同じになって、同じピッチャーで…
何より…………
俺の”大切な人”になった」
貴「?!」
するとノリはキャッチボールをやめ
私に近づいてきた。
川上「好きだよ…A」
93人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
EIR - ゴメン・・・ボード送ったんだけど、送れないんだけど・・・とりあずなおったらまた連絡するね (2015年3月4日 21時) (レス) id: 139fb910cf (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - EIRさん» 全然いーよ^ ^暇なときで大丈夫だから\(^o^)/ (2015年2月26日 17時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
EIR - 何かゴメンね ボードの方も返信できなくて (2015年2月25日 22時) (レス) id: 90b5e39d5e (このIDを非表示/違反報告)
光(プロフ) - EIRさん» いやいや、全然大丈夫だよー( ´ ▽ ` )ノ (2015年2月22日 15時) (レス) id: d62a91a505 (このIDを非表示/違反報告)
EIR - ゴメン 何だかんだ言って、返信が全くできないんだけど (2015年2月22日 8時) (レス) id: 90b5e39d5e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:光 | 作成日時:2014年8月1日 16時