夢見少女【オリジナル】

女子大学生の夢 ページ4

今日はあそこの女子大学生の夢を見てみよう。

お邪魔します。

私は心の中でそう言うと夢の中に入る。

『キーンコンカーンコーン』

辺りを見渡すと学校の名前を見つける。

"○○高校"

どうやら高校の夢を見ているようだ。

「卒業おめでとう」

「おめでとうございます」

ちょうど卒業式の夢みたい。

女子大学生のお姉さんは……

あ、いたいた！

涙を流しながら後輩と話しているようだった。

あ、先生が卒業生はクラスに戻るように言っている。

クラスに戻っていく生徒を後ろから追いかける。

私は先程の大学生のお姉さんのクラスへ入る。

クラスメイトは黒板に一言ずつ書いているようだ。

大学生のお姉さんも黒板に書こうとチョークを手に持った。

そこに「お嬢様」と言って入ってくる執事らしき男性。

「どうしたの？」

答えたのは先程の大学生のお姉さんだった。

「飛行機の時間が押しております」

「まだ終わってないのに」

「旦那様もお待ちです。お急ぎ下さい」

大学生のお姉さんはため息を付くと「ごめんね、もう行くわ。またね」と言って出ていく。

しかし、数分もしないうちに大学生のお姉さんは戻ってきた。

「書き忘れちゃった」

そう言って、お姉さんは黒板に一言書いていく。

そしてお姉さんは友達に「後で黒板の写真送ってね」と言うと教室から出てった。

これは………夢…って言うよりも本当に体験したのを夢に見てる感じかな？

そう考えているとコゴゴゴと地震が起きる。

お姉さんが起きるようだ。

私は夢から出ていく。

んー今日の夢は何とも言えないけどお姉さんが幸せだったならいいな。

今日の夢も良かったな。次はどんな夢を見れるんだろう。

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