犬の夢 ページ3
今日はご近所さんのわんちゃんの夢を見てみよう。
私はそっと夢の中に入り込む。
「わんわんわん」
わんちゃんはご主人様のおじいちゃんの周りを嬉しそうに走り回っていた。
「ほら」
おじいちゃんはわんちゃんにボールを投げる。
おじいちゃんはかなりのご高齢だ。
ボールはそこまで遠くには飛ばなかったけれどわんちゃんは嬉しそうに追いかけてボールに追いつくとボールをくわえておじいちゃんの元へ戻った。
「よしよし」
撫でられるわんちゃんはとても嬉しそうだった。
「わんわんわん」
ボールを投げてとうったえるようにわんちゃんはほえた。
「はいはいちょっと待って」
おじいちゃんはもう一度ボールを投げる。
わんちゃんは追いかけボールをくわえて戻ってくるとおじいちゃんに撫でられた。
「わんわんわんわん」
嬉しそうにほえる。
その時、今まで公園だった風景が真っ暗になった。
姿が見えるのはわんちゃんだけ。
おじいちゃんはいなくなっていた。
「わんわんわんわん」
わんちゃんは何回もほえる。
ご主人様を探すように。
しかし何回もほえてもおじいちゃんは現れなかった。
「くぅーん」
わんちゃんはその場にふせてしまった。
そういえばここのおじいちゃんって2日前に……
そう…おじいちゃんは2日前に空へ度だったばかりだった。
わんちゃんはまだおじいちゃんがなんでいなくなったのかわかっていないのだろう。
「くぅーんくぅーん」
今の私にはどうする事も出来ない。
そしたら…
「大丈夫よ」
そう言ってわんちゃんを撫でる人がいた。
その人はおじいちゃんの奥さんだった。
「まだ私がそばにいますからね」
そう言って何度も何度もわんちゃんを撫でる。
「くぅーん」
ゴゴゴゴと地震が起きる。
わんちゃんが起きる合図だ。
私も起きようかな。
私は夢から出る。
空はまだ暗く少し明るくなり始めた所だった。
今日の夢も良かったな。次はどんな夢を見れるんだろう。
ラッキーアイテム
革ベルト
おみくじ
おみくじ結果は「末凶」でした!
1人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふゆちゃん - あやさん» わああああ!すごい良い… またアイディアが浮かんだらリクエストします!!書いていただきありがとうございます! (2020年10月1日 0時) (レス) id: f0e4261de2 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ふゆちゃんさん» 少し遅くなりましたが小説書けました。リクエストありがとうございました。またリクエストして下さい。 (2020年9月28日 20時) (レス) id: 0de0c285bc (このIDを非表示/違反報告)
ふゆちゃん - あやさん» 大丈夫です!お願いします! (2020年9月26日 15時) (レス) id: f0e4261de2 (このIDを非表示/違反報告)
あや(プロフ) - ふゆちゃんさん» 了解しました。是非書かせて頂きます。書いた時に名前とリクしてくれた内容を一緒に書かせて頂きますが大丈夫でしょうか? (2020年9月25日 21時) (レス) id: 0de0c285bc (このIDを非表示/違反報告)
ふゆちゃん - あやさん» じゃあ…ずっとずっと好きだった男の子に告白されてうれしくて泣いちゃう女の子の素敵な恋の夢が見たいです!← (2020年9月23日 23時) (レス) id: f0e4261de2 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あや | 作成日時:2020年8月26日 17時