【弱虫ペダル】最低最悪だから嫌【黒子のバスケ】

いざ箱根　 ページ4

「もしもし？」

「ああ、沙耶か。」

「そだよー、寿一君。あのさ、前ハコガク誘われた時、断ったよね。」

「それがどうした？」

「やっぱー、ハコガク行くよ。チャリ部入るから。」

「チャリ部じゃなくて自転車競技部だ、沙耶。」

「いいのいいのー！で、箱根にいい旅館ない？ちょっと下見に行きたくて。」

「旅館？旅館なら東堂の家が旅館だ。「東堂庵」。そこに行くといい。」

「そう。じゃ、もうじき行こうと思ってるからよろしくね！」

「ああ、わかった。」

「それじゃ、また今度ねー。」

あなたside

黒子には悪いけど、私は箱根にいくことにした。

寿一君がいるし、自転車競技部でマネージャーやりたかったしね！

あ、寿一君とはどういう仲かって？

昔家が隣同士で、よく遊んでくれた、お兄ちゃんみたいな人。

寿一君は箱根に引っ越してしまったけど、時々連絡しあってるんだ。

それでチャリ――ロードバイクを知って、乗り始めたんだ。

寿一君はすごかった。凄く速くて、おじさんと一緒に時々走ってたみたい。

まあ、私に競争する気はないけどねｗｗ

じゃあ、箱根にはもうすぐ行こうか。楽しみだなあ・・・。

少なくとも帝光よりは絶対に、いい場所だから。

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