呪われたコンビニ店員【呪術廻戦】

ディケイ ページ30

□





ゴンッ！というありえない音が深夜のコンビニに鳴った。


『え、なんの音？』


「さぁなんだろ……」


今日は才川くんと深夜バイトが入ってる。
元は別の人の予定だったけど、突然怪我したから行けないって言われて、深夜バイト1人怖いなぁって思ってたら
才川くんが声をかけてくれた。


また、ゴンッ！という音が鳴る。


えぇ……なんで？
ガラスからなってるなら酔っぱらいが頭をぶつけたとかでまだ理解できるけどこれさぁ……コンクリから鳴ってるよね
どうしてコンクリからこんな音が鳴るのオカシイって。


『なになになに！？』


「わ、電気落ちたね」


『なんでそんなに冷静なん』


とっさにそこにいた才川くんの腕を掴んだ。
才川くんの存在を確認しときたい。



『山奥暗すぎる……え、むりこわい』


「あれ、A怖いの？」


『なんでちょっと楽しんでんの』


「意外でかわいいなとおもって」


『かわいいなとか思ってる暇あったらはやく電気つけて、私ホラーは大丈夫だけど心霊とかすこぶる嫌なの』


「えぇ、一緒じゃない？」



『目が節穴なんじゃない？』




「これだと俺捕まってるみたいだから手、繋がない？」



『繋ぐ……どうするのこれ』



「携帯はロッカーだしなぁ…なんせ、冷えてるのとかアイスとか全部ダメになっちゃうね…とりあえず……今何時くらいだろ」



『最後に時計見たの、2時とかだった』



「誰もこなさそうな時間帯だね」



終わった、助けが来ない。
五条さんが来てくれたらどうにでもなるんじゃね？って
前回の体験談を元に思ったけどダメじゃん。



『え、朝になるまでこのまま？』



「そうだね、これは店長に文句言わないと」



『文句どころじゃないよ、損害爆発じゃん』



泣きたい。
コンビニのブレーカー崩壊？終わってんだろ！


─────

Twitterの垢を作ったのに
全く活用出来てないLerianです。
どうすればいいんだ。だれかたすけて。

ダイナソー→←ディサイプル

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す