呪われたコンビニ店員【呪術廻戦】

ドランク ページ17

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『ぬ"ぅうううう』



「はい、あと5回」



『増えてるぅぅぅぅ』




私の人生はコンビニ店員が全てじゃない。



大学に通っているし、
それなりにサークルにも参加している。



「A今日飲み会あるけどくる？」



『あ〜、無理だバイト』



「あんたちょっと労働時間守ってんの？」



『失敬な、守ってるよ流石に』



お金が必要、でもないんだけど。
暇な時間があったら何かしていたいからなぁ私は。
勉強は嫌い。



大学受験に成功したのも奇跡レベルなんだから。



「今日めずらしく来るの早いね」



『そう？バス1本はやく乗れたからかな』



コンビニに到着すると、この曜日いつも私の前までシフトが入ってていつも才川くんと一緒に帰る約束してる川本さんがいない。



『川本さんは？今日休み？』


「いや？普通に帰ったよ」



『あ、そうなの？いつも才川くんのこと待ってるから今日もそうなのかなって思ったんだけど』



「なんか用事でもあるんじゃない？それよりさ、なんか最近遅い時間帯に変なお客さん多いから気をつけなよ」



『え、そうなの？』



「うん、俺こないだ深夜だったけど酔っ払いが漂着してた」



『漂着て…まぁでもまだ月曜日だしさすがに大丈夫じゃない？』



私がそういうと、才川くんは今からの時間ただ働きしていいか店長に聞いてくるとか言い出した。



『大丈夫だって！ほら、才川くんバス来ちゃう』



「そこまで言うなら…頑張ってよ」



『ありがと』





才川くんの心配をよそに、私のシフト時間帯は特になにも起こらなかった。そう、シフトの時間帯は。

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