63.初めての鬼道 ページ19
「よそ見をしていて良いのかい？」
その声で視線を前へ戻す
すると、視界にはコンクリートに足を絡めとられながらも自由な顔をこちらへ向け
鋭いアゴを私へ向けていた、そのアリ虚を青い矢が頭から貫いていた
青い矢、滅却師の男か
『すまない不注意だった』
「ああ、本当に不注意だよ死神」
少し挑発的な言葉選びに敵意を感じる
滅却師は皆こうなのか？
前を向けば、相変わらずアリ虚がコンクリートに足を絡めとられ、うごめいていた
近づけばアゴで攻撃されその都度、回避し少し距離を取りつつ刀で斬りつける
この程度の下級、刀で一閃すれば容易いが･･･たまには鬼道を使って見るのも良いか
虚は丁度一列に４体綺麗に捕まっていた
私が鬼道を放とうとする虚の３体奥に朽木が
『朽木、私はこれから鬼道を打つ。使い慣れてないから離れていてくれ』
「了解しました無神殿」
朽木は飛び退く
『君臨者よ・血肉の仮面・万象・羽搏き・ヒトの名を冠す者よ』
虚どもに手のひらを向け
その手のひらに霊力を集中させる
『心理と節制・罪知らぬ夢の壁に僅かに爪を立てよ』
霊力を集めた手首が少し重くなる
これくらいで良いか
『破道の三十三 蒼火墜』
私の手のひらから青い炎が放たれた
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チョコ - めっちゃ面白いです！続きが気になります！！ (2019年11月22日 19時) (
レス) id: 0ac0226323 (このIDを非表示/違反報告)
*秋桜*(プロフ) - 赤砂晋助さん» コメントありがとうございます！これから日番谷との絡みも少しずつ増やす予定ですのでそちらもお楽しみに (2019年7月25日 18時) (レス) id: 537b43f658 (このIDを非表示/違反報告)
赤砂晋助(プロフ) - やっぱりこの話良き (2019年7月25日 9時) (レス) id: 5ddd851753 (このIDを非表示/違反報告)
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