その、ひび割れし仮面は【日番谷冬獅郎】

26.死神用品店 ページ28

考えあぐねていると伝令神機が鳴り響く



甲高く鳴り響く音に戸惑いながらも説明を聞いた通りボタンを押す


『無神です』


「どう？現世着いたみたいだけど」



『はい、ただいま到着しましたが』


「何か困ってることとかない？ほら、初現世だからね」


『はあ･･･強いて言うなら死神のままじゃなく人間として過ごせないかと』


「あぁそのことね！なら、浦原商店に行くと良いわ
義骸も置いてあるそうだから、使わせてもらいなさいな」


『義骸･･･あぁ、人の殻ですね』


「まあ、人の殻といえばそうなんだけど････それを使えば一時的に人間になれるから！
詳しい説明は浦原商店でしてもらってね
とりあえず、無事に現世についた様で何より。じゃあね、無神さん頑張って」



そういうと通信は切れた。



浦原商店か



まあ上官が言うのであれば行くべきなのだろうな



浦原商店とやらまでは人間の姿に化けることにするか。



服装は分からないが

そこらの人間が着ていた服を見よう見まねで化ける



伝令神機を操作し浦原商店の地図を見つつ歩く

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