20.十番隊 副隊長 ページ22
十番隊舎につくと隊長は一番に執務室の扉を開けた
「居るか、松本」
松本と呼ばれた金髪の女性は眠たげな眼を擦りながらゆっくりとソファーから体を起こす
「んーもう、せっかくいい夢見てたのに起こすことないじゃないですかぁ・・・」
「新しい隊員を紹介に来た」
日番谷隊長は彼女に目を向けたまま親指で私のを指す。
それに気づいた金髪女性は少し驚いたのち、こちらに笑みを向けた
「初めまして、アタシは松本乱菊。ここの副隊長やってるの、アタシの事は乱菊さんって呼んでね〜」
『初めまして、まつも・・・乱菊さん。私は無神Aと申します。本日付で配属になりましたので、よろしくお願いします』
「うん、よろしくね〜」
苗字呼びされるのが嫌いなのだろうか、一瞬威圧感を感じた。
「ところで松本、隊首会前に渡した書類の処理はどうなっている」
「あ・・・・あははは、もしかしてコレですかぁ?」
彼女は苦笑いでソファーしたの書類の一枚をこちらに見せる
それを聞いた日番谷隊長は眉間にしわを寄せる
「やだ、隊長ったら。そんなに眉間にしわ寄せると一生取れなくなりますよ?」
乱菊さんの発言は場を和ませようと思ったのだろうか。
だが、それは逆効果らしく
「・・・誰の、性だと・・・思ってんだ松本ぉおおお!!!」
隊長は怒りをあらわに自身の書斎机を強く叩くと乱菊さんはまずい、という様な顔をして逃げる。
副隊長を鬼の形相で追い掛け回す隊長。
それを私はずっと扉付近から見ている。
なんだ、この状況は。
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茜白子 - キラさん» 初コメと応援ありがとうございます!これからも更新頑張りますので愛読よろしくお願いします! (2019年4月9日 0時) (レス) id: 537b43f658 (このIDを非表示/違反報告)
キラ(プロフ) - 初コメです。すごく面白いです!!続き楽しみに待ってます!頑張ってください! (2019年4月8日 20時) (レス) id: b207c7ff5b (このIDを非表示/違反報告)
茜白子 - 白銀水龍さん» 話の文字数や表記などの微調整もありますので・・・こまめに更新しています (2019年3月31日 2時) (レス) id: 537b43f658 (このIDを非表示/違反報告)
白銀水龍(プロフ) - 更新されてません? (2019年3月30日 21時) (レス) id: e63f949200 (このIDを非表示/違反報告)
茜白子 - 白銀水龍さん» ありがとうございます、そう言っていただけると更新の甲斐があります (2019年3月30日 1時) (レス) id: 537b43f658 (このIDを非表示/違反報告)
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