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第81話 ページ16

〜トド松side〜



母さんが「今日は御馳走よ!」と言いながら鍋を運んで来た。



僕らはその言葉を聞き机を囲む様に座る。


母さんは隣の部屋で食べるようだ。



いつもなら「やったー!」と言いながら笑顔で食べ始める筈なのに、今日はその声もなくただ一言



「「「いただきます」」」



という三人の声が狭い部屋に響いた。



すぐの引っ越しだったので一軒家……という訳には行かずアパートの一室を借りている。


それでもやはり最近に作られたものなので見た目は勿論、内装もしっかりしていてとても綺麗だ。


また、四人で住むには充分なスペースがあり、前いた家(実家)よりとても過ごしやすい。



でもどうしてだろう。


こんなとてつもなく良い環境にいるのに何故か……





心がとても寂しいんだ。

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莉奈 - 更新頑張ってください。楽しみに待ってます。とても面白いです。応援してます。 (2018年9月9日 3時) (レス) id: 59f256afe6 (このIDを非表示/違反報告)
閖奈(プロフ) - 黒夜月 さん» ありがとうございます!これからもコツコツと頑張らせていただきます! (2017年4月6日 18時) (レス) id: 8f3782b877 (このIDを非表示/違反報告)
黒夜月 - 更新頑張ってください!楽しみにしてます! (2017年4月6日 9時) (レス) id: 047865604b (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:閖奈 | 作成日時:2016年10月10日 8時

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