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「お前ね、なんでもひとりで抱え込もうとしすぎ。人間万能じゃないんだから一人で出来ることには限りがあるの。人を頼ることを覚えろって前も言ったでしょ」


『い...言われましたけど..』


「けど?」


『けど、...迷惑じゃないですか』



痛む額を抑えたまま先生から目を逸らして空を見上げる。




『先生にはホントに感謝してます。...でも先生は私の保護者じゃないし、家族でもない。赤の他人の私のワガママに付き合う理由も、私に迷惑をかけられる理由もないじゃないですか』



先生は何も言わなかった。またしばらく沈黙が続く。
耳が痛くなりそうな沈黙の後、先生がポツリと呟いた。



「じゃあお前は、なんで赤の他人の再不斬と白を助けたの?」

『え?そりゃ、私が死んで欲しくないと思ったから...』


「それと同じだよ。」


むに、ともう一度頬を摘まれる。今度はさっきのような強い掴み方ではなく、優しく包むように摘まれる。



「お前が人を助ける理由が「生きて欲しい」なら、俺がAを守る理由も、「生きて欲しい」。


それ以上に理由はいらないでしょ」



ちらりと先生の方を見るとこちらを真っ直ぐに見ていた。


なんでそこまでしてくれるの、とはもう言い募れなかった。これは先生の心遣いだと気づいたから。先生は私に気を遣わせないように理由をくれたのに、それ以上言い募って問い詰めるのは不粋だ。


半ば引き攣りそうな頬を無理やり動かしてにっこりと笑う。



『...めっちゃBig Loveじゃん結婚します???』


「それは無理」


『そこはOKするとこじゃなくて???』


「ホラ、分かったらもう寝る。まだ夜中なんだからもう一眠りしなさいな」


『無視されてて草』



ひょい、と抱えられたかと思うと部屋の中だった。そのまま布団に運ばれると降ろされ、布団を被せられる。


『そういえば先生、最後の方再不斬さんと何話してたんです?急に胸ぐら掴まれてたから...ハッ、もしかしてちゅーしてました?』


「それ誰に需要があるの」


『一定層の女子からは需要しかないですよ、主に私とか。...あーでも白がいるから解釈違いだァ...でも尊いなそのCP』


「心配しなくてもする可能性はゼロだから。ホラ、訳わかんないこと言ってないで早く寝な」

『へーい』



布団にゴソゴソと潜り込みながら先生に背を向けた。


『先生』

「なに」

『...ありがとう、ございます。お世話になります』

「...どういたしまして。おやすみ、A」

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あおい - 主様銀魂とツイステ知ってるだろ、、、ここが俺らのツイステッドワンダーランドや、、 (3月19日 14時) (レス) @page7 id: 61f4292cce (このIDを非表示/違反報告)
カカシ先生の二の腕ありがとうございますッ - 好きすぎて爆発してるゥー (2022年11月30日 2時) (レス) @page22 id: 35a2f73e5b (このIDを非表示/違反報告)
Luna - すきぃ、、、 (2022年8月1日 22時) (レス) @page50 id: c3b541dbab (このIDを非表示/違反報告)
レイラ(プロフ) - 初めまして……!!!素敵な作品をありがとうございますッッ!ページを進める度爆笑しています……! 無理せずに頑張って下さい!!!応援しています! (2020年11月13日 10時) (レス) id: c3fcfeb2b8 (このIDを非表示/違反報告)
こむ - はじめまして!大好きですこれ!ありがとうございます!いつも笑わせてもらってます! (2020年11月4日 18時) (レス) id: 1f65b2d6f9 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作成日時:2020年10月2日 7時

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