カランコエは朝焼けに染まる【NARUTO】

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『私の体質って...この体の持ち主のじゃないんですか？』

｢ああ、この子は...｣


曰く、この子は忍になれるほどのチャクラは兼ね備えていなかったらしい。だから恐らく、私と入れ替わった(？)事で何らかの力が加わったと考えられるとの事だ。


『いずれにしろ私が黒いチャクラを作ったことは間違いないんですね？』

｢だね｣

『なんでだよォ...』


性格直そ...遅いかもしれないけど頑張ろ...



｢まあ性格の善し悪しは置いておくとして、このチャクラもどきを活かせば新しい戦い方が見えてくるかもね｣

『んー...でも雷分身の時は水牢に捕まったけど...どういう仕組みなんですかね』

｢これは俺の憶測だけど、相手より多いチャクラ量を兼ね備えた技の時のみ、チャクラを跳ね返すんじゃない？雷分身は微量のチャクラで動かしてたし、霧隠れはチャクラは多いけど1部1部のチャクラは薄い。｣



なるほど、だからカカシ先生はチャクラ不足になっていないのか。

私と殺りあった時点で再不斬さんのチャクラが限界値に近かったなら、最後の技も私が知ってるより規模が小さかったとも考えられるわけだ。

なるほどなるほど。




『...ってなるほどじゃねぇよ！いらねぇよ今更の追加設定！！何考えてんだ！私のSAN値はもうないのよ！』

｢出る杭は打たれるって言うしね。体質がバレたら多方面から狙われることになるだろうし。｣

『何さらにビビらせようとしてんですか！こういう時は“俺が守ってやるから(イケボ)”くらい言えないんすかこのイケメンは！』

｢言われなくてもそのつもりだけど｣

『好きです』


何だこのイケメン。涙出てきたべ。



｢...というわけで、早速修行しよっか｣

『ねぇなんでそうなるの？怪我人認識されて無さすぎて草』

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