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その日の放課後、さっそく部活に顔を出すことになった。
私がそーっと中に入ると、女の先輩が駆け寄ってきてくれた。
「待ってたわ!私の名前は相田リコって言うわの。女の子が増えて嬉しいわ!よろしく!天野Aちゃん!!」
貴 「あ・・・えっと、よ、よろしくお願いします!相田先輩!」
リ 「やだ、リコでいいわ!」
貴 「あ、・・・・り、リコ先輩・・・?」
リ 「うん!よし!」
さ、行きましょ!と言って新入部員の所へ連れて行ってくれる。
新入部員は意外に多く、驚いた。
何をしていいのかわからず、キョロキョロしていると、ふいに伊月先輩と目があった。
伊月先輩はニコッと笑って口パクで「よ、ろ、し、く」と言ってくれた。
*
新入部員一人一人の自己紹介が終わり、私はタオルと飲み物の準備を頼まれた。
驚いたのは、リコ先輩がマネージャーではなく、カントクだったこと。
なんか、特殊な眼?があるらしい。
リコ先輩は、マネの説明の後、わからなかったらなんでも聞いてねって言ってくれた。
そして、話によると、生徒会にも入ってるらしい。
たぶん、リコ先輩みたいな人が「できる女」って奴なんだろう。
ぼーっとそんなことを考えながら、のんびりと作業をしてると、リコ先輩の「休憩!」という声が聞こえた。
・・・・・やば!急がなきゃ!!!
そう焦ったのがいけなかったんだ。
ガッシャーン!
私は何もないのにつまづいて転んでしまった。
じわり、と膝小僧に血がにじむけど、痛いなんて言ってる暇なかった。
幸い、タオルとスポドリは無事だったため、すぐに立ち上がり皆がいるところに向かった。
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黒猫 - 私とってもドキッとしました/////続きが気になります!無理なく更新頑張ってください (2015年8月11日 16時) (レス) id: c3e94fbdfa (このIDを非表示/違反報告)
結*(プロフ) - ちひろん♪さん» ありがとうございます!頑張ります!!! (2015年8月10日 11時) (レス) id: fbd2c7c5fb (このIDを非表示/違反報告)
ちひろん♪(プロフ) - うわぁ!伊月くんやばい!大好きo(^▽^)o更新頑張ってください! (2015年8月6日 23時) (レス) id: 2ffe49b7ea (このIDを非表示/違反報告)
結*(プロフ) - 三ツ葉さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2015年6月30日 8時) (レス) id: 9df07a1ca6 (このIDを非表示/違反報告)
三ツ葉(プロフ) - なんか読んでてドキッてきます!!私も伊月さんと高尾大好きです♪更新楽しみです!!頑張って下さい!!! (2015年6月24日 1時) (携帯から) (レス) id: 07606bc87f (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:結* | 作者ホームページ:
作成日時:2015年6月15日 20時