*13* ページ15
それから2週間がたち、合宿当日となった。
バスの隣の席は降旗くんだった。
・・・寝顔が女子すぎてもう自分が女と思えなくなった、ってことは黙っておこう。
でもとにかく・・・・
貴 「・・・ボロい、」
そう、宿がぼろい。なにこれ。
伊 「しょうがないよ。経費がたりなかったから。」
貴 「・・・そうですね。」
リ 「そこ!文句を言わない!」
貴 「は、はい!!!」
ずんずんと入っていく皆さん。
練習終わりで疲れているのか早く宿に入りたいよう。
貴 「あ、あの、木吉先輩!足大丈夫ですか?テーピング巻きます!」
木 「ん?・・・ああ、後で頼む。」
木吉先輩は怪我で入院してて最近退院してバスケ部に復帰した先輩だ。
すごく背とか手とかおっきくてはじめてみたときは超ビビッた。
でも、やさしくて気さくだからすぐに打ち解けることができた。
リ 「そうだ!夜ごはんは私が作るからAちゃんは朝ごはんを・・・」
日 「か、カントク!きょ、今日はカントク働いて疲れてるから飯の仕度は天野でいいんじゃねーの・・・?」
貴 「は、は、は、は、はい!そ、そそそそそうですね!」
リ 「あらそう?じゃあ、任せるわ。Aちゃん。」
貴 「はい!!」
ふう。一件落着・・・
二週間前、日向先輩が言っていたことを思い出す。
日 『天野!・・・お前、料理できるか?』
貴 『料理?・・・まぁそれなりにできますけど。』
日 『よかった!頼む!合宿中の飯、頼んでいいか?』
貴 『もちろんです!』
日 『くれぐれもカントクに料理をやらせるな。』
貴 『え?・・・なんで・・・』
日 『あれだ、カントクの料理は・・・・その・・・・個性的なんだ!味と見た目が!』
貴 『そ、そうなんですか・・・』
ってことがあって、料理を頼まれた私なんだけど。
あんまり自信がない。
いや、レシピどおりにやればうまくいくはずだけど!・・・
まぁ、がんばろう。
77人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
黒猫 - 私とってもドキッとしました/////続きが気になります!無理なく更新頑張ってください (2015年8月11日 16時) (レス) id: c3e94fbdfa (このIDを非表示/違反報告)
結*(プロフ) - ちひろん♪さん» ありがとうございます!頑張ります!!! (2015年8月10日 11時) (レス) id: fbd2c7c5fb (このIDを非表示/違反報告)
ちひろん♪(プロフ) - うわぁ!伊月くんやばい!大好きo(^▽^)o更新頑張ってください! (2015年8月6日 23時) (レス) id: 2ffe49b7ea (このIDを非表示/違反報告)
結*(プロフ) - 三ツ葉さん» ありがとうございます!!頑張ります! (2015年6月30日 8時) (レス) id: 9df07a1ca6 (このIDを非表示/違反報告)
三ツ葉(プロフ) - なんか読んでてドキッてきます!!私も伊月さんと高尾大好きです♪更新楽しみです!!頑張って下さい!!! (2015年6月24日 1時) (携帯から) (レス) id: 07606bc87f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:結* | 作者ホームページ:
作成日時:2015年6月15日 20時