第二十九話『幼い頃の記憶7』 ページ39
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家に帰り自分の荷物をつめる
靴をはきドアを開ける前にクルリと振り返り
部屋を見渡す
この部屋ともお別れなんだ
少し悲しい気持ちもあるが
これからおそ君達と暮らすわくわく感を胸にのせ
私は家をでた
『こんにちは!Aです!』
松代「あら、Aちゃん?
ちょっと待っててね。今おそ松がそっちに行くから」
『は、はい!』
少しするとおそ君達の家の大きな門が開いた
すると奥からおそ君が出てきた
おそ「よっ。Aちゃん!」
『あ、おそ君。今日からよろしくね』
おそ「うん!さ、はいってはいって!」
おそ君に手を引かれ部屋の奥に進んでいく
いつも来るけど、やっぱり廊下長いな〜
迷路みたい
おそ君に付いて行くと大きな部屋に入った
大きなテーブルに天井にはキラキラ光るシャンデリアが
見た所リビングかな?
それにしても広い
広すぎる
私の家のリビングの何倍も広い
こんなに広い家に今日から住むなんて
全然実感がわかない
そんな事を思っていると後ろから誰かが抱きついてきた
私は思わず叫んでしまった
その声に驚いたのか抱きついてきた子も「おわぁ!?」
と叫んだ
あれ?もしかしてこの声十四君?
私はクルリと後ろを向く
思った通り
私に抱きついていたのは十四君だった
十四君の他にもカラ君やチョロ君達もいた
十四「Aちゃん!これからずっと一緒にいれるんでしょ!
僕すっごい嬉しい!!」
ぴょんぴょんと跳ねて喜ぶ十四君
十四君の笑顔につられて笑顔になる
十四君達と話しているとおそ君が話しかけてきた
おそ「Aちゃん僕達のお母さんが呼んでるからこっちきて!
後、カラ松達もな」
おそ君の後に続きさっきとはまた別の部屋に入る
さっきの部屋より少し狭かった
「あら、Aちゃん。いらっしゃい」
『あ!松代さん!おじゃましてます!』
松代さんはにっこりと微笑むと
椅子から立ち上がり私の前にしゃがむと私の頭を優しく撫でた
松代「これからおそ松達をよろしくね」
『はい!』
松代「あ!そうそう。はい。これ」
そう言って手渡されたのは白いフリルのついたメイド服
松代「これからはこの服を着て生活してもらうわ
試しに着てみましょうか。向こうの部屋で着替えて来て良いわよ」
『はい!』タッタッ
返事をし、松代さんに教えてもらった部屋にむかった
- 金 運: ★☆☆☆☆
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