九十四曲目 ページ44
(まだまだ鈍緑青side)
光樹:でもよ、どーすんの？
由紀:どーするって…コイツらを？
光樹:あぁ。
先輩である神童達を「コイツら」呼ばわりしている由紀に、光樹は何も突っ込まず、それが正当だと言うような顔をしていた。
繚:煮るなり焼くなりしよーぜ。
鎖夜:…悪くないんじゃないか？
カメラを構えたまま、鎖夜が繚に言葉を返す。
カシャッ。とシャッターが屋上に小さく響く。
霧野:なぁ、隊長さん。
由紀:あぁ？
霧野:いい加減、足崩していいか？
由紀:どーする？繚サン。
繚:勝手にしろ。
光樹:ざっついww
繚がそう言うと、霧野達は痺れた脚を引きずるように崩した。
速水:あの…ちょっといいですか？
鎖夜:どうした？
速水:確かに、俺達が羽衣さんにやったことは反省しています。でも、俺達、わからないんですよ。
由紀:なにが？
速水は、呼吸を整え、由紀達に恐れながらも訊いた。
速水:……どうしたら、許してもらえますか？
切実に、そう思ったんだろう。
白いフレーム越しの黒い瞳は、涙で潤んでいた。
9人の間を、沈黙が流れる。
時たま、鎖夜のカメラのシャッターがアクセントのように響く。
本当に、部活の為に屋上にいるらしい。
光樹:んなの、俺達にも解んねーよ。
沈黙を破ったのは、少し離れた所の壁に寄りかかっていた光樹だった。
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霧神ララ - 始めまして、霧神ララです( ´ ▽ ` )ﾉこの、小説大大大好きです。応援してます。頑張ってください (2012年12月29日 3時) (
レス) id: 10e0a2ff7e (このIDを非表示/違反報告)
桜音ユキ(プロフ) - ちびねこさん» 行ったが追い抜かれた！← クソ、あの野郎どm「＾＾ by.鎖夜s」…先輩方め← (2012年12月22日 23時) (レス) id: 48e8f970c5 (このIDを非表示/違反報告)
海流｡ - お久しぶりです(^ω^) 海流｡です! セカンドステージお疲れ様です!! そしてサードステージ頑張ってください(^∀^) これからも応援しています☆ (2012年12月22日 19時) (レス) id: bc5cacac69 (このIDを非表示/違反報告)
紗玖(プロフ) - お久しぶりです[壁]ω・｀)ﾁﾗｯ サードステージ楽しみだー＼（^∇^）／これからもがんばってー！！応援してるよ♪ (2012年12月22日 16時) (レス) id: ac7547b69e (このIDを非表示/違反報告)
ちびねこ - 蒼ノ召使 さん» え、ちょ、凄く気になるんですけど。 (2012年12月22日 15時) (レス) id: 70505f893b (このIDを非表示/違反報告)
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