80-豚 ページ32
小屋の中に台所はないけど冷蔵庫はあり、小屋のすぐ外に作るところがあった
キャンプ場の場面で見たことあるような設備だ
そこでれいちゃんの言われるがままに行動する
簡単だったからすぐにできて、れいちゃんが4人分運ぶ
既にリビングに座っているらんちゃんとミューさん
｢美味そうじゃねぇか｣
らんちゃんは機嫌よさそうに言う
ミューさんは穏やかな笑みを浮かべていてあからさまなくらいに執事モード
れいちゃんは4人分の昼食―豚丼―をおく
2人は対角に座ってるから私はミューさんの隣に行ったけど、ミューさんがすっと椅子を引いてくれた
今は執事モードであり、丁寧にエスコートしてくれる
｢ありがとうございます｣
｢何か不都合が御座いましたら御申しつけ下さい｣
そう言うと私の隣に座り直す
｢いただきます｣
手を合わせて食べ始める
一口食べてみるとやっぱり美味しいです
れいちゃんは料理上手でらんちゃんも上手で、ミューさんも上手で…
何なんでしょうね、この人達
と言うかミューさんのすばらしさ!!
豚丼なのにとても上品!!
なんでしょう…テンションがおかしいかもしれませんがすごくないですか
どんなものでも、食べる人次第では品があるものに見えてくるミューさんマジックです
一方、ガツガツと食べるらんちゃん
肉食系と言う感じに見えます
いえ、実際に肉食系ですね
気品も何もないです
でも、男らしくはありますね
れいちゃんはおしゃべりしてます
故に品があるかないかで言えばないですね
｢二人はもう歌詞を考えた?｣
｢まだだ…つか、んな時間なかったからな｣
｢もう完成しております｣
｢か、完成!?｣
私は思わず噎せてしまいました
慌てて口を押えたので大丈夫でしたが、まだ全然時間が経ってないのに…
ああ、ミューさんは楽譜を見ればすぐに歌いこなせましたね
｢そう言えば、投票結果によっては即CD化されるらしいですね｣
ミューさんは優雅に食べ終わってから言う
どうして優雅に食べられるのかが分からない
いや、そんなことよりも
｢CD化するの?｣
れいちゃんは驚いたように聞き返す
｢発表があった日からずっと予約を受け付けているそうです
そして、それがある一定数を超えると作製されるとお聞きしました｣
｢でも、1日でたくさん作製なんて出来るんですか?｣
｢あの親父がそう言ったんならやんだろ
不可能とかねぇし｣
｢優勝したらとかじゃないんだ…じゃあ、みんなCD化できるかもしれないんだ!｣
嬉々としてれいちゃんは言った
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水無月のぞみ - ライジングじゃなくてレイジングだったと思う。 (2021年3月9日 20時) (
レス) id: 90a3a483bc (このIDを非表示/違反報告)
闇輝(プロフ) - なのはなさん» 褒められすぎてとても動揺しております(( 有難う御座います、すごく嬉しいです!!自分もまだまだ未熟ですが、そう言ってもらえるとすごくがんばれます(*´ω｀) (2014年3月27日 17時) (レス) id: ef9bb3a40a (このIDを非表示/違反報告)
なのはな(プロフ) - やっぱり、この小説がうたプリの中で一番面白いです。カメラが仕掛けられているという発想などがとても素晴らしいと思います。私は未熟者ですが闇輝さんのように面白い小説を書けるように頑張りたいです。更新、頑張ってください。 (2014年3月27日 16時) (レス) id: 410922a160 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：闇輝 | 作者ホームページ：http://63.xmbs.jp/lovemukuro/
作成日時：2014年3月9日 10時
