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32 信じないわけがないだろ ページ36

緑「お前はバカか?」

屋上に連れてこられ、Aの耳に届いた第一声がこれだった


貴「ハァ!?どういうことだよ」

緑「あのような態度をとっていては信じてもらえるものも信じてもらえないだろ!!!」

貴「ぇ・・・ぁ…」

緑間の言葉に戸惑いを隠せない。

貴「ぅ…真太郎には関係ないだろ!!!どうせ……どうせ、オレのことなんか信じてないんだろ?!」

とっさに出た言葉だった。

自分で言ったのに、泣きそうになった。

緑「!?なにを言っているのだよ?」

貴「だって…!昨日ので・・・青峰や、黄瀬や、黒子みたいに・・・オレの、こと…信じて、くれないんだろ…?」

弱々しい声音。

Aの頬を涙が伝った

俯き、止まることの知らない涙をぬぐう。


それを気の毒そうに見た緑間はわざとらしくため息をついて、言った。

緑「…ホントに、お前はバカだな」

貴「ぇ…?」

涙でぐしょぐしょになった顔を上げて緑間を見つめた

緑「オレがAのことを信じないわけがないだろ!!」


貴「!!!!! 真、太郎…。オレのこと、信じてくれるのか・・・?」

緑「信じるに決まってるのだよ」

ずっと見つめられて恥ずかしかったのか、緑間は少し顔をそむけて言った


貴「ありがとう・・・」

今度は別の涙が頬を伝う。それを緑間が指ですくった

緑「Aに泣き顔は似合わないのだよ」

貴「!・・うん。」

ガチャ

出口のほうを見ると、赤司、紫原、桃井が立っていた

貴「みんな・・・」

桃「Aちゃんっ!」

貴「あの、えと…」

桃「大丈夫だった?心配したんだよ?」

赤「大変だったな」

紫「平気〜?」

緑「事情は全部言ってある。心配するな。全員、Aの味方なのだよ」

全員の意見を緑間が代弁した

貴「ほんとう?」

桃「もちろんっ!!私たちはぜーったい、Aちゃんの味方だから!!!」

貴「!!! ありがとう、さつき」

Aが穏やかな笑みを浮かべて礼を言うと、男子3人が頬を紅く染めた

赤、緑、紫((なんだ、この小動物みたいなかわいい生き物はっ!!!))←

貴「ん?どうした?」

桃「Aちゃん、小動物みたいでかわいいっ!」

貴「なっ//なに言ってんだバカ!!!」

3人((かわいいb))

赤「とりあえず、Aが元気になってよかったな」


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ヒメ - 桃ちんじゃあなくて、さっちんですよ! (2014年2月19日 20時) (レス) id: 74bfcd7749 (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - いえいえ。楽しく読ませて頂いておりますから。^^ (2012年11月23日 18時) (レス) id: 4cc65a3f2e (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新ありがとうございます。 (2012年11月23日 18時) (レス) id: 4cc65a3f2e (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新ありがとうございます。 (2012年11月21日 18時) (レス) id: 4cc65a3f2e (このIDを非表示/違反報告)
夜桜(プロフ) - 更新ありがとうございます。 いえいえ。 (2012年11月15日 19時) (レス) id: 4cc65a3f2e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:あーちゃん | 作成日時:2012年10月12日 17時

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