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Ｎｏ．3 ページ4
好きになったのはいつからだろう
気付いたらそばにいて
当たり前みたいに一緒にいて
おそ松兄さんが他の女の人といたのが物凄く苦しくて
あぁ、これが好きなのかなって
気付いたら好きになってた
私から少しだけ距離をとった
大人になりかけた兄さんが今までと違う人に見えて
兄さんを初めて男の人として意識した
もう少し距離をとった
でも、思春期にはいった兄さんはその倍私から距離をとった
いつの間にかお互いの間に見えない
それでもハッキリわかる分厚い壁が出来た
それを直視したくなくてもっと距離をとった
気付いたらとっても遠くにあなたはいる
私と兄さんの部屋は隣同士で
時々行為中の声が聞こえてきたりしないことも無くはない
そんなに壁が薄いという訳でわない…つまり、夢中になり過ぎてが度を超えた時とか
だから、ごく稀……
ホントに嫌になる
聞きたくない
そんなの聞きたくないよ
知りたくなかった
兄さんが女の人を自分の部屋にいれるとことか
兄さんが女の人を口説くとことか
兄さんに抱かれた女の人の声とか
知りたくなかった
見たくなかった
聞きたくなかった
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