【ヒプマイ】転生したら苗字は山田だった【山田家】【逆ハー】(?)

8、喧嘩してしまった… ページ8

A「おはよぉー」



今は12:38だ。きっと一にいが休日なのでゆっくり寝させといてくれたんだろう



ありがてえ、




一「お！起きたかおはよう」



ラノベを読んでた一にいが笑顔で言ってくれた



A「……あれ？二にいと三にいは？」


一「あぁ、あいつらなら買い物行ってるぞ いつも通り喧嘩しながらな」


A「ほんとに毎日毎日よくやるよ、」



あっ、本音が出てしまった

やばいか？


一「ははwほんとだよな全く……ってかお前もそんなこと思うんだな！」


あっよかった、ほっと一息




A「私も人間だしね！w」


一「それもそうかwたまにはお前からもなんか言ってやれよー！」


A「んー、一にいばっかり大変な目にさせてられないしたまには注意するよw」


一「そいつはありがてえな、w」




いつもの何気ない会話をしていた数日後の夏休みに私は一にいと喧嘩した


理由は一にいに友達とお泊まりをすると伝え忘れ、遊びに行って朝帰りしたからだ


帰ったら一にいがリビングで待ち構えていて一気に血の気が引いた


そして今喧嘩なうである


一「ちゃんと伝えてから行けよ!!どんだけ心配したと思ってんだ！」


A「だからごめんって言ってるじゃん!!それに人間誰にでも忘れることくらいあるでしょ!?」


一「こんな大切なことを忘れるなって言ってんだよ！」


A「大体、一にいは過保護すぎるんだよ！」


一「兄妹を大切に思って何が悪ぃんだよ!?なんでお前はそんなに軽いんだ！俺の気も知らないで！」


A「一にいは親じゃないでしょ!?お兄ちゃんでしょ!?それにまだ子供なんだしそんなに大人ぶらないでよ！」


私と一にいが喧嘩なんて道端に1億円が落ちているのと同じくらいレアだから二にいと三にいもかなり焦っていた



二「兄ちゃん落ち着いて……」

三「A１回座ろ……？」



止めに入ってくれるも一向に喧嘩が終わらない


普段二郎と三郎がしている喧嘩とはわけが違うのだ


ってかおばさんが19歳に何ムキになってんだよ


でもあの子は過保護すぎる！少しくらい羽を伸ばしてもいいと思う！



A「一にいのばーか！もう嫌い！バイバイ！！」


一「え、ちょっ、おい！」


そんな一にいの声を後に私は家を出た



さてさて家を飛び出したのはいいもののこれからどうしようかすぐには帰りたくないしでも暗い中とか歩いてこの前みたいに痴漢されても嫌だし、





……あっ、行き場あるじゃん

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