39、体力お化け ページ40
ASide
さてさて、伏黒EDの姿をした私の爆発言を何とか宿儺様に助けてもらった後、
何故かバレーボールをしようという話になり、また私は桁違いの身体能力のキャラ達と運動をする事になった。
でも人数は5人で中途半端。審判1人つければばっちりじゃぁぁん！！！と思ったのだが、先生が
「僕Aと2人でやるからゆうじたち3人でいいよ！！」
なんて言い出した。
え？推しとバレーボール？私が尊死しちゃう。それはそうと審判は！！！！？
そうして審判は居ないまま、線を適当に引いて始まったバレー。
『はぁ、…はぁっ……！！』
「A体力ないね〜、っと！」
「わ”ー！！先生手加減してよ！」
「あれ、野薔薇狙ったんだけど…やっぱり初めてだからコントロール出来ないなぁ、」
え”！初めてなの！！？
まぁ、確かに野球もやってたし…うん…。
そもそもなんでこんな朝っぱらからきつい運動をしなくちゃいけないんだ…！
「…なんか伏黒が疲れてる姿新鮮でウケるわね」
「俺はこっちだけどな」
「確かに！伏黒って体力ゴリラだもんな！」
「お前には言われたくねぇ」
それから何度も五条先生が大人気なく点数を重ね、私たちが25対20で勝利した。
みんな熱中していたせいか、お昼はもう過ぎていて、時計を見ると1時くらい。
チーム両者ボールをなかなか落とさないもんだから全然点決まんないしじれったがった。
「は〜い！じゃあ今日は瞬発力と持続力の訓練でした〜！！お疲れサマンサ〜じゃあAもいることだし僕が美味しい出前頼んじゃうよ！」
「「わ〜い！」」
「ありがとうございます」
『わ、わ〜！』
呪術師の体力は化け物だと知った。
そもそも試合でこんなずっとボール追っかけるなんてこと無かったし、フットワークや筋トレなんてこれに比べたら軽いもんだと知った。
悠仁と野薔薇ちゃんは先生にこれがいいあれがいい！とねだり、伏黒くんはぐったりしている私を介護してくれた。
「…大丈夫ですか」
『あ、うん…すごいね呪術師って…！』
「……なんか変な感じですね、自分と話してるような感覚なのに確かにAさんだって分かるの。」
『そっ、か…流石に声とかは変えられないからね』
いつの間に持ってきたのか、伏黒くんは水を私に蓋を開けて渡してくれた。
その暖かい気遣いに、心身共に暖かくなった私は表情を緩めてお礼を言った。
「………あの、Aさ──」
「恵！A！出前うどんにするけどどれがいいー？」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 1292人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「呪術廻戦」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
sou(プロフ) - はじめまして！！真人くんとの間接キスですが関節になってます！！ (2022年2月14日 10時) (
レス) @page21 id: 26a665cc7a (このIDを非表示/違反報告)
黒猫。(プロフ) - あ”っっっっっっもう好きです！めっちゃ面白いです〜！体調に気をつけて更新ゆっくり主様のペースで頑張ってくださいね〜！めっちゃ応援してます！ (2021年12月28日 23時) (レス) @page47 id: abf8c53ec1 (このIDを非表示/違反報告)
エドワールド(プロフ) - あーーーん五条×夏油の腐かぁ、、、。ԅ( ิټ ิԅ)ｸﾞﾍﾍﾍご馳走様ですԅ( ิټ ิԅ)。更新頑張ってください！ (2021年12月28日 1時) (レス) @page47 id: 47a0ed334c (このIDを非表示/違反報告)
セル(プロフ) - 哀悧さん» リクエストありがとうございます！！番外編という形で書きます！！本編でも2年生は今後多分出てくるのでその時も良ければ！！ (2021年4月3日 4時) (レス) id: d7342b4737 (このIDを非表示/違反報告)
哀悧(プロフ) - こんばんは!初めてこの作品を見させてもらいました、すっごく好みで面白いです!それでリクエストなんですが真人とか呪詛師側のコスプレや、2年生組のコスプレで2年生組との絡みなどすごく見てみたいですできればで構いません。これからも更新頑張って下さい応援してます (2021年4月3日 3時) (レス) id: fdf207860a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：みなと | 作成日時：2021年1月7日 21時
