黒子っちの妹という小悪魔といちゃいちゃします。５【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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ホラー映画が終わり、


時間も遅いということで、


今日は解散ッス。


黄瀬「俺はA送っていくんで」


赤司「あぁ」


紫原「じゃーね」


緑間「また明日なのだよ」


青峰「じゃあな」


貴方「さようなら」


皆が俺達に背を向けた。


Aは違う方向だから、


誰かに任せるわけにはいかないのだ。


黄瀬「じゃA、行こっか」


貴方「はい」


今日は楽しかったッス！


ちょっとした事件もあったけど…。


黄瀬「A、手ぇつなぎたいッス」


貴方「いいですよ」


Aの手を握る。


冷え性なのか、少し冷たい。


それを暖めるように包み込んだ。


貴方「あ、あの、黄瀬くん…」


黄瀬「なんスか？」


貴方「私、黄瀬くんにお願いがあるんです」


かしこまった表情のAは、


心なしか頬がうっすら赤く見える。


黄瀬「言ってみて」


貴方「えっと…」


包み込んだ手がきゅっと俺の手を握り返す。


貴方「泊まっていってもらえませんか…？」


…。


…はぃ？

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