黒子っちの妹という小悪魔が出現しました。【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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ボロッ


貴方「だ、大丈夫ですか？」


黄瀬「うん…、たぶん」


あのあと部室で赤司っちに


もうここでは言えないくらい怖い事を…。


あぁ、おそろしい。


今は赤司キャプテンに言われて


マネージャーと一緒に体育館の掃除中。


Aちゃんは掃除でさえも楽しそうだ。


貴方「？ なんですか？」


黄瀬「いや、楽しそうだなぁって」


貴方「当たり前じゃないですか！

　 皆さんが明日もバスケに使う体育館を

　 掃除できるんですよ？

　 楽しいに決まってます！」


黄瀬「はぁ…」


…よくわからない


掃除できて嬉しいってどうなんスかね？


女１「Aちゃん、黄瀬くん、

　 掃除もう終わっていいよ」


黄瀬「はぁーい」


貴方「あ、ボール一つ借りていいですか？」


女１「いいよー、片付けといてね」


貴方「はぁいっ」


ボール？


何する気だろ？


貴方「黄瀬さんもつき合ってもらえます？」


黄瀬「え、あ、いいッスよ」


鍵を渡されたAちゃんは


シューズを履き替えていた。


貴方「何するんだって、思ってるでしょ」


黄瀬「あ…ちょっと」


貴方「私、少しはバスケできるんですよ？」


バスケットボールが、


ダンッと音を立ててAちゃんの手元に戻った。

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革ベルト

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