黒子っちの妹という小悪魔が出現しました。【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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貴方「黄瀬くん、カッコよかったです」


黄瀬「な、なんか照れるッス」


Aっちが窓の外を眺めた。


貴方「ごほうび、あげましょうか」


黄瀬「えっ」


ご、ごほうびって…。


Aっちが俺を見つめて、


軽く重なった手を握った。


貴方「私に、キスしても、いいですよ？」


黄瀬「えっ？あ、あ〜っと…///」


突然のことにあわあわしていると、


Aっちが目をつぶった。


こ、ここでッスか！？


黄瀬「あ〜、う〜っ」


こっ、これは男としてしたほうがいいんスかね？


でもガッついてるとか思われないかな…？


見られたらヤバいしっ、


でも個人的に超したい…ッス！


っ！


目をつぶった、無防備なAっち。


くらくらする。


心臓が、試合が始まる前みたいに


大きな音で高鳴って、


胸の奥がじくじく疼いた。


黄瀬「A…っ」


・


・


・


・


・


青峰「赤司ぃ。

　 今日はそのまま帰っていいんだろ？」


赤司「あぁ。監督には言ってある」


青峰「じゃあお先〜」


緑間「俺も帰るのだよ」


紫原「駄菓子屋寄ろうっと」


メンバーが帰って行く中、


俺とAっちはのろのろと降りてきた。


赤司「涼太とA、顔が赤いよ？」


黄瀬「気のせいッスよ！ね、Aっち！」


貴方「はいっ！気のせいですよっ」


赤司「そうか…」


赤司っちもバッグを担ぎ、


赤司「僕も帰るよ」


と言い残して帰って行った。


黄瀬「お、俺らも帰るッスか？」


貴方「はい…」


き、気まずいッス…///

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