黒子っちの妹という小悪魔が出現しました。【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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青峰「黄瀬」


黄瀬「なんスか？」


朝練が終わり、更衣室で着替え中。


ロッカーが隣の青峰っち。


青峰っちすごいッス。


だってほら、この筋肉。


青峰「お前ってさ、Aと付き合ってんの？」


黄瀬「えっ、あ〜、…」


目が泳ぐ。


そういえば青峰っちもAっちを…。


なんとなくおろおろ。


青峰「別に怒んねぇよ」


言わないと逆にキレるぞっていう目つき。


その目つきに負けて、腰ひけ気味に呟く。


黄瀬「つ、付き合って…ます」


青峰「やっぱそうか」


青峰っちは、


脱いだタンクトップをロッカーに放り、


Tシャツとカッターシャツを取り出す。


俺も着替え終わって、デオドラントを開ける。


せっけんの香りがするそれに、


青峰っちは少し顔をしかめていた。


デオドラントは苦手らしい。


俺も女子の香りが強い香水とかは苦手ッス。


黄瀬「気づいてたんスか？」


青峰「んー、なんとなーく？

　 たぶん赤司も気づいてるぜ？」


黄瀬「うぉっ…」


その手に厳しそうな


赤司っちにまでバレてたなんて。


ちょっと怖いような怖くないような。


青峰「ま、恋愛禁止なんて規則はねぇし、

　 赤司も認めてくれるんじゃね？

　 大事な仲間だし」


黄瀬「なか、ま…」


その言葉に少し胸の重荷が軽くなった気がした。


青峰っちも赤司っちも、


俺のことを仲間だと思ってくれてるなんて。


なんだか嬉しい。


青峰「まぁ俺はAを諦める気ねぇし、

　 取られないように大事にしとけ？」


青峰っちの不敵な笑み。


黄瀬「の…、望むところッスよ！」


俺の憧れの人。


バスケではきっと勝てないけれど、


恋なら負ける気はしない。

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革ベルト

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