黒子っちの妹という小悪魔が出現しました。【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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…えーっと。


なんかこれ、どういうことッスか…？


青峰「行くぞA」


ボールをつく青峰っち。


体育館の半分のコートは、


キセキの世代とシックスマンで囲まれていた。


緑間「相手は女子、少しは手加減するのだよ」


青峰「わかってるって」


赤司「しそうにないから言ってるんだ」


皆でAっちの腕前を鑑賞することになって、


腕前次第で、皆順番でプレイするらしい。


ま、また負けたら…っ！


貴方「み、見られてると緊張しますよっ」


一同「「「気にするな」」」


貴方「気になりますっ！」


ほっぺを膨らませたAっちは、


すでにコート内にいる青峰っちと向かい合う。


赤司「いつもどおり、

　 先に15点取った方が勝ちでいいよね」


青峰「りょーかい」


貴方「分かりました」


赤司「それじゃ、ジャンプボールから」


笛をくわえた赤司っちが、二人の間に立った。


ジャンプボールって…。


二人の身長差は30cmくらいありそうッス。


Aっちが取れるわけ…。


ピッ！


キュッ


あ、青峰っち飛ばなかったッス。


青峰「まぁ女子相手だし？」


余裕ぶっこいてたら泣くッスよ〜、


俺みたいに。


ボールを持ったAっちは


立ちはだかる青峰っちをかわし…


ザシュッ


まずは一点。


青峰「おー、マジ？」


赤司「青峰手ェ抜きすぎ」


青峰「いや、取れると思ったんだけど」


緑間「女子に負けるなよ」


黒子「そうですよ青峰くん。

　 負けたらスタメン下ろされますよ」


青峰「それはヤバいな」


ドリブルを続けるAっちは、


まだ息がきれてない。


普通の女子はすでに息がきれてるはずッス。


やっぱすごいッスね、Aっち。

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