again*11 ページ11
貴方「あの、さっきすごい音しましたけど…」
マネージャーの仕事が片づいたらしいAっち。
ぎゃあぎゃあ騒いでる俺達のところへ、
不思議そうな顔で近づいてきた。
黒子「ちょうどよかった。
A、黄瀬くんの頭冷やしてあげて」
黄瀬「妹に任せるんスか!」
黒子「だって妹ですから」
黄瀬「意味が分からない」
俺が後頭部をさすってるのに気づいたのか、
俺のユニフォームを引っ張ってくる。
貴方「とりあえず行きましょ、黄瀬さん」
黄瀬「はい…」
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貴方「痛いですか?」
黄瀬「うん、結構…」
貴方「そこに座って…頭見せて下さい」
Aっちに言われたとおりに座って、
少し頭を下げた。
…。
Aっち、なんかいい匂いするんスけど。
とは言わない。
変態だと思われたら困るッス!
でもこの状況はどうしたら…!!
お、俺こんなに女子と近づいたことないッスよ!
応急処置なのをわかってる皆は
止めに入らないし…。
あぁ…、これなら赤司っちに殴られたほうが、
いや、さすがに殴られるよりはいいッス。
貴方「ちょっと腫れてますね」
黄瀬「いたっ」
貴方「へっ?ご、ごめんなさい」
頭を優しく撫でられると、少し痛みが和らいだ。
黄瀬「A…、手ちっちゃいんスね」
貴方「ホントにAって呼んで…」
黄瀬「? なんか言った?」
貴方「いえ。そうですかね?」
黄瀬「見せて」
Aっちの手は俺より
一回りも二回りも小さかった。
黄瀬「やっぱり小さいッス。
でも指は長いッスね」
貴方「そっ、そんなことないですっ」
黄瀬「Aはこんな手でバスケしてるんスね」
Aっちの手を見つめていると
小刻みに震えているのが分かった。
貴方「…///」
黄瀬「A?」
貴方「なんでもないです!
は、早く冷やさないとっ!」
黄瀬「え?お、お願いしますッス」
なんだろう。
Aっちの顔が赤かった気がするッス…。
- 金 運: ★☆☆☆☆
- 恋愛運: ★★★☆☆
- 健康運: ★★★★★
- 全体運: ★★★☆☆
ラッキーアイテム
革ベルト
ラッキーキャラ
氷室
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luinn - 赤司が何気に毒舌ww (2018年9月25日 20時) (レス) id: e037ff0c35 (このIDを非表示/違反報告)
キリト*(プロフ) - すごい上手ですね☆もう本物の作家さんみたいです!憧れちゃいます(>_私もかいてるんで是非ょんで、ダメ出しょろしくお願いします(^-^)コメでょろしくです! (2012年8月7日 17時) (レス) id: e0ed71d127 (このIDを非表示/違反報告)
黄瀬love(プロフ) - ストーリーうまいですね! (2012年7月15日 22時) (レス) id: e6773c584b (このIDを非表示/違反報告)
りりねっと(プロフ) - キャーッ(//∇//)なんかもういろいろありがとうございます!ヤバイです。この小説読んでるとにやけが止まらないですww黄瀬くん大好きです!頑張って下さいっ★ (2012年6月16日 2時) (レス) id: fb034666df (このIDを非表示/違反報告)
れるた - ぷーもさん» きゅんきゅんしますかっ!?ホント感謝です、ありがとうございます(*´Д`*) (2012年6月10日 22時) (レス) id: 885333b0c7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:れるた | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/reruta/
作成日時:2012年6月3日 14時