黒子っちの妹という小悪魔が出現しました。【黒子のバスケ・黄瀬涼太】

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黄瀬「？ あの子誰っスか？」


長い薄青の髪を揺らめかせ


ついでに短いスカートもはためかてる女の子。


見たことない子っス。


可愛い…。


黒子「あ」


黄瀬「黒子っち知ってるんスか？」


黒子「はい、あの子は…」


？？「お兄ちゃぁぁーんっ」


黄瀬「っ！！？」


黒子が彼女の正体を明かそうとした瞬間、


その彼女がこっちを見つけて叫んだ。


お、お兄ちゃん…っ！！？


俺達の周りには誰も居ない。


まさか


黄瀬「あれ黒子っちの妹ッスか！！？」


黒子「はい」


貴方「お兄ちゃん、朝ぶり〜♪」


テンションの差が…。


てか黒子っち妹居たんスね…、


しかもこんな可愛い子が…。


黒子っちの兄弟っていうと、


なんかやっぱり影が薄いのを想像するけど、


彼女は全然違う。


断然影が濃い。というか目立つ。


貴方「はじめまして！テツ兄の妹のAです。

　 いつもテツ兄がお世話になってます」


黄瀬「いぇ、お世話になってるのは俺の方でっ」


貴方「えっと、黄瀬涼太さんですよね？」


黄瀬「はっ？」


なんで知ってんスか？


黒子っちが話したのかと目配せすると、


小さく首を横に振られる。


貴方「いつも雑誌で見てるんです。

　 実物はやっぱり違いますね」


黄瀬「そ、そんなことは…」


ショルダーバッグを探り出したAちゃん。


？


バッグから出てきたのは…


黄瀬「っっ！！」


俺が表紙のモデル雑誌。


黒子「黄瀬くんだ」


黄瀬「ちょっ、恥ずかしっ///」


貴方「カッコいいですよね！

　 ほら、このページとか特に…」


黄瀬「うわあああぁぁぁっっ///」


黒子「おぉ」


上半身裸でバスケボールを持った俺。


改めてみると恥ずかしすぎる！！


貴方「これからよろしくお願いしますね、

　 黄瀬さんっ」


俺の中学生活に、小悪魔出現。

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