115話 教えて〜コナンside〜 ページ40
コナン「な、何言ってるの?……僕知らないよ……」
伊月「本当の事言ってくれ……コナン君……頼むから……」
コナン「だから知らないよ……どうして知ってるって思ったの?」
伊月「……琴音の携帯を見たんだよ……コナン君と哀ちゃんの番号が入ってた……アイツは余程の事が無いと交換しねぇしな」
コナン「でもそれだけだったら……」
伊月「証拠にならねぇだろうな……俺さ、馬鹿だけどさ琴音の事はどうしても守りたいんだよ……同じ男なら分かるだろ?」
コナン「……」
伊月「余計な事は聞かねぇ……何でも良いんだ……琴音について知ってたら教えてくれよ……」
真っ直ぐな瞳
不安気な表情とは裏腹に意思のこもった瞳を向けられる
コナン「……琴音さんは……従兄の家に居ると思う」
伊月「……従兄の?」
コナン「……だけど、従兄の家がどこにあるかは分からないんだ」
伊月「……そうか……無事なのか?」
コナン「それは……」
無言のままお互いに見つめ合う
prrr prrr
コナン「……あ」
伊月「……哀ちゃんか?」
コナン「……」コクッ
ピッ
コナン「……灰原か?」
灰原『ちょっと、どうかしたの?』
気がつけば約束していた時間からもう30分も過ぎていた
コナン「なぁ、灰原……」
灰原『何よ……?』
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作者名:タンゴ | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/
作成日時:2017年1月12日 12時