43話 ページ44
私はKnightsの皆を見た。皆も優しく私を見つめる。
驚きが隠せずにいる私に再び驚く事が起きた。凛月君は、私の前に片膝を着き、私を見上げ、手を優しくとった。
「え…。あ、あの…」
「花咲Aさん。…数年前…道端で倒れている俺を…見捨てず助けてくれた…あの日から…貴女をずっと想い続けていました」
凛月君は、私の目をジッと見て視線を離さない。
私の体は、まるで魔法にかかったかのように動けない。
「優しくて…泣き虫で…変な所は頑固で…………。でも…凄く頑張り屋でそんなAちゃんの全てが大好きです。俺と…結婚を前提にお付き合いして下さい」
「え…あの…っ。……こんなっ…こんな私で良ければ、よろしくお願いします！」
凛月君の思わぬ告白に私は嬉しくて泣いた。今私は最高の笑顔を凛月君に見てもらえてる気がする。…泣いてばかりだから…笑顔も台無しだけど。
凛月君と私のやりとりで泣き出す人、悲鳴をあげる人…。アイドルと付き合うのは凄く辛い道…。でも私は何事にも負けないって、逃げないって決めたんだ。
凛月君の支えがあって私はここに立ててる…お母さんの夢を叶えてあげる事ができたんだ。
最高のステージを凛月君が…Knightsの皆がくれたんだ。だから今度は私が皆を支える番だ。
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています！お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (
レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅狼鬼 | 作成日時：2021年9月7日 19時
