42話 ページ43
会場が真っ暗になり周りはザワザワし始めた。
私も真っ暗の中帰るわけにいかずもう一度席に座ろうとした瞬間、私の手を優しく握る人がいた。
「…おいで」
優しい声…、優しい温もり。
目の前を見ると、赤い瞳が私を捉えていた。
「凛月君…」
真っ暗な中…訳がわからずエスコートされるまま着いていく。
「専属衣装係は…」
月永さんがそう言った瞬間…明るいスポットライトが私を照らした。
「へ!?え??ちょっ……え?」
「Knightsの専属衣装係は、花咲Aに決めた!!」
真っ暗だった会場が再び明かりを灯した。
ファンの方はキョトンとしている。当たり前だけど…。
「今日の衣装もAちゃんの手作りなのよ♪かっこいいでしょ?ふふ」
「お姉様が作って下さった衣装は優しく包み込んでくれるんです」
「そう言う訳だからぁ、これからKnightsの衣装頼むよ〜」
「ま、待って下さいっ」
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています!お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:紅狼鬼 | 作成日時:2021年9月7日 19時