39話 ページ40
翌日、私はKnightsの皆さんとライブ会場にきている。ライブ開始は15時…。
私は楽屋で、自分が出演するわけじゃないのにソワソワしながら、皆さんが最終リハーサルをしているのをモニターで観ていた。
リハーサルを観ていると悔しさ、寂しさが込み上げてきて精神的にネガティブになった。
「凄いなぁ…。お母さんも…夢叶えたかったよね…。ごめんお母さん…私の作った衣装…お母さんが残してくれた衣装デザイン…採用されなかった…みたい」
実は凛月君と出掛けた後、自宅マンションに戻りお母さんが残してくれたデザインブックを事務所に持ってきていた。
お母さんが叶えたかった夢…。キッズモデルの子達に自分の衣装を着てもらう事と、アイドルの人の衣装を作ってステージで輝いてもらう事…。これが私に良く口にしていた夢。
私はお母さんが亡くなったあと…お母さんの夢を引き継ぐため服飾デザイナーを目指した。専門学校には通ったし、就職もした…でも就職は失敗した。
お母さんと一緒に作り上げた衣装…瀬名さんに認めて貰えなかった。自分の未熟さに涙が出そう。
「……リハーサル終わったみたい」
Knightsメンバーが楽屋に戻ってきた。凛月君は私に近づいて私の頭に手を置いて呟いた。
「……俺はねぇ、適当な奴だけど…約束だけは死んでも守るから」
「え？」
凛月君の言葉の意味…今はわからない。
Knightsの皆さんが着替えるため私は関係者席に移動した。
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紅狼鬼(プロフ) - 猫愛りあさん» ありがとうございます(⚲□⚲)グダグダの文章ですみません。いま、新しく作品を考えています！お暇なときチェックしてくださると嬉しいです(^^) (2月26日 15時) (
レス) id: 3e3ff661c8 (このIDを非表示/違反報告)
猫愛りあ - 感動したぁ…泣き泣き泣き (2月26日 14時) (レス) @page44 id: 02dbe6c294 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：紅狼鬼 | 作成日時：2021年9月7日 19時
