【黒バス】なんだかんだ、関わってますよね〜。２

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「何かあったのか分かりませんが、緑間くん達は女が近付くのを極端に避けてますよね？」



「………！」



緑間は目を見開いた。

いやいや驚くなヨォォ。

敵意剥き出しでむんむんだったじゃないの。
桃井ちゃんと話してるとき観察してたよね？気付いてますよえぇ。




「だからそこは安心して下さいね。
私は“バスケ”が見たいだけで、“貴方達”を見たい訳では無いんです。」



黄瀬くんとかな。

あの人モデルだからより剥き出しだもん。

ファンとして一定距離で近付くのなら作った笑顔で対応してるけど

極度に距離を縮めるとあの鋭い目だよ。


怖い逃げるわ。高尾カムバック。







「と、そういう事ですから。それじゃあ」




何かを考える素振りで、黙っている緑間を数秒見つめてからそう言った。


なんか知らんがまだ動く気はないらしい。


私はもう緑間ではなく

緑間の手に収められている不二子ちゃんフィギュアに夢中だよ。


おは朝のラッキーアイテムだろうけど

真面目に持ってると変t……っくしょいっ！！

ちょっと変な人にしか見えない。




私は緑間を避けて

倉庫に入った。



そういや、なんで緑間は倉庫にいたんだろう。





「………」




ちらりと緑間の右足を見る。






…………ぁあ、成る程。







私は倉庫で

テーピングテープと、コールドスプレー。






そして追加でアイスバックと袋を両手に抱えて倉庫を出た。

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