【黒バス】なんだかんだ、関わってますよね〜。

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「赤司君、マネージャー志望の子を連れて来ました」



「黒子…そうか、分かったよ」




「紺野さん。彼が主将の赤司君です」




「ありがとう黒子くん。練習頑張ってねー」




小走りに去って行く黒子に手を振って

私は赤司くんの方へと向き直った。


赤司くんはユニフォームを着ている。
赤い髪に……赤い瞳。


オッドアイでないところを見ると、“まだ”らしい。



まぁ、変わってくるのは中3だもんな。






「バスケ部主将の赤司 征十郎だ。
マネージャー志望、だったね」


「はい、今日転校して来た紺野 茜です。
前の中学でもマネージャーでした」




赤司くんは私から入部届けの紙を受け取り

ジッと書かれたところを見ていた。



そんな彼を私は盗み見る。

まだ…ほんの少しだけ幼い容姿。



もしこのまま物語が進むのなら、そのうち彼はオヤコロ赤司くんになるんだろう。


あぁ〜それにしても良い声だな神谷さん。






「紺野、今から体験入部をしてみるかい？」




「え？あ、はい。出来るのなら」




「そうか、なら今日は取り敢えず1軍でお願いするよ」




「分かりました」





私の頷きに、赤司くんは口端を上げた。

そしてきょろきょろと辺りを見渡して、誰かを探す素振りを見せた。





「桃井、白花」

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