87話。 ページ42
「ぎゃあっ!」
…………心臓が、とまるかとおもった
真っ暗なリビング、ドアを開けて電気をつけるとそこにいたのは、大我と……木吉先輩と黒子。
誰もいないと思って入った部屋に人が(それも3人も)いて、明かりをつけた瞬間『わっ!』なんて声を掛けてきたら、絶対に誰だって驚く。
「、…………」
「…………」
「…………」
「…………」
黙らないでよ何か言えよあるでしょ言うことなんかいくらでも
徐々に私の眉間にシワが寄り始めた時、こっちを見て呆然と固まっていた3人がそれぞれ動きを見せた。
「そ、そんな泣くほどびっくりしたのかA……すまん、悪かった悪気はなかったんだ!」
「す、すみませんA。泣かせるつもりは……」
「…………」
慌てながら必死に謝ってくれる木吉先輩。
申し訳なさそうな顔でおろおろとする黒子。
無表情で腕を組み、私をじっと見ている――大我。
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早乙女みんと(プロフ) - ユーリさん» ありがとうございます……!がんばります! (2018年4月16日 10時) (レス) id: 11c9dce08c (このIDを非表示/違反報告)
ユーリ - 火神の主人公を想う優しさが良いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2018年3月6日 22時) (レス) id: adda87380c (このIDを非表示/違反報告)
早乙女みんと(プロフ) - 美咲さん» そんなに感情移入して読んでくださってありがとうございます……!がんばって書きます! (2018年1月31日 14時) (レス) id: 11c9dce08c (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - めちゃくちゃ面白くてヒロインちゃんの感情がすごく伝わってきて思わず泣いてしまいました。続きがすごくすごく気になるので、いつまでも待ってます! (2018年1月29日 18時) (レス) id: c52a9a0886 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 続編有り難うございます!応援してます!これからも頑張ってください(*'ω'*) (2015年11月8日 1時) (レス) id: fa40f0093b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:早乙女みんと | 作成日時:2015年7月20日 23時