50話。 ページ4
「………助けてなんて、思ってないもん」
悔しい。助けて大我とは思ってないけど、大我を助けにしている自分がいるのも事実で。
つい、かわいくない反論をしてしまう。
だって、たぶん私は…大我に背中を押されなければ、カズのプロポーズを受けてなかった。
私の知らないカズからの、真意も何もわからないプロポーズを素直に受けられるほど…私は肝の据わった女じゃない。
「…不安で怖いのは本当ってことか」
「そういうわけじゃ、」
「あほ。おまえは何も心配する必要なんかねえんだよ。不安に思うことも怖がることも一切ねえ」
「……うん、わかってる。わかってるよ」
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早乙女みんと(プロフ) - ユーリさん» ありがとうございます……!がんばります! (2018年4月16日 10時) (レス) id: 11c9dce08c (このIDを非表示/違反報告)
ユーリ - 火神の主人公を想う優しさが良いです!これからも頑張ってください!応援してます! (2018年3月6日 22時) (レス) id: adda87380c (このIDを非表示/違反報告)
早乙女みんと(プロフ) - 美咲さん» そんなに感情移入して読んでくださってありがとうございます……!がんばって書きます! (2018年1月31日 14時) (レス) id: 11c9dce08c (このIDを非表示/違反報告)
美咲 - めちゃくちゃ面白くてヒロインちゃんの感情がすごく伝わってきて思わず泣いてしまいました。続きがすごくすごく気になるので、いつまでも待ってます! (2018年1月29日 18時) (レス) id: c52a9a0886 (このIDを非表示/違反報告)
千尋(プロフ) - 続編有り難うございます!応援してます!これからも頑張ってください(*'ω'*) (2015年11月8日 1時) (レス) id: fa40f0093b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:早乙女みんと | 作成日時:2015年7月20日 23時