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見られてたのか！と思うと恥ずかし過ぎて、ココ会社じゃん！とか今更ながらに思い出して。
離れようとした私を止めたのは、まさかの二宮の腕だった。
Ｎ「丁度良かった…あんたらコイツに金輪際指一本触れんじゃねーぞ！セクハラ発言も禁止だかんな！」
Ｏ「え！なに？おーぼー！！」
Ｎ「うるせえ！彼氏の特権だわ！！」
Ａ「うそ、ニノちゃん、独占欲強いの？え、超意外！サッパリしてんのかと思ってたのに意外！」
Ｎ「うるせえ！積年の恨みだわ！！」
鞄取ってくる…と小さく呟くと。
大野さんと相葉さんとギャアギャア言いながら、休憩スペースを出てオフィスに向かって。
ふぅ…と肩の力を抜いた瞬間。
Ｎ「アンタも触んなよ！もう俺んだからな！絶っっっ対に触んなよーーー！！」
怖〜い！っていう楽しそうな声と、二宮のデカい叫び声と共に現れたのは。
Ｓ「お前ら、ちゅー長過ぎじゃね？」
ケラケラ笑って嬉しそうにも見える、お世話をかけまくったご主人様。
カツカツ…と靴音を鳴らして、私の目の前で止まると。
見上げる私の頭の上に、ふわりと上げられた櫻井さんの掌が、触れる直前でピタリと止まった。
Ｓ「そっか……コレもダメか」
「……そのようですね」
Ｓ「アイツ案外、嫉妬深いんだな…これから嫉妬宮って呼んでやろうか」
「絶対、蹴られますよ…」
Ｓ「だろうね、負けねえけど」
くっくっく…と手の甲で口元を隠しながら笑う櫻井さんは、やっぱり楽しそうで。
Ｓ「ペット解任だね」
そう言って、ふわ…と微笑んだ。
その顔が、やっぱり優しくて。
これまで櫻井さんと一緒に過ごしてきた光景が、フラッシュバックみたいに蘇ってきて。
Ｓ「ははっ……泣くなよ〜」
仕方なく私の頭をぐしゃぐしゃにする掌は、やっぱり変わらない優しさがあって。
Ｓ「可愛がられなさい、ウサギちゃん」
優しく話す櫻井さんの顔が滲んで、全然ちゃんと見えない。
Ｓ「んで、くそほど幸せになれ」
ぽんぽん…と、軽く私の頭を叩く。
「……お世話、に、なり…まして……」
Ｓ「ホントだよね、お世話したよね」
Ｎ「あぁっ！こらっ！現行犯！！」
Ｓ「……うるせ〜」
二宮に引き摺られるようにして休憩スペースを出て行く私に、ご主人様はヒラヒラと手を振った。
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やっち(プロフ) - お互い好きだったんですか！？凄く甘々になって羨ましい〜 (2022年3月29日 22時) (
レス) @page50 id: aabe067d77 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - 随分前に読んでから好きで、最近ふと読みたくなってまた来ました。大好きです。 (2020年5月3日 10時) (レス) id: 2cd5a2ef25 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - ebi信号さん» コメントありがとうです^^ 電車で読まれてのですね(笑) 私もこの翔さんには可愛がられたいのでお気持ちお察しです(笑) 楽しんで頂けたようなので本当に嬉しいです。他作品へのコメもありがとうございます！^^ (2019年10月12日 0時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
ebi信号(プロフ) - はい、ダメー。電車で読んじゃダメなヤツー！じわる涙我慢してたのに『くそ可愛がって貰え』って言葉で本気でウッって声が出ちゃったよ。隣にいた大学生の不審な目！もぉーやだ。お家帰って、もっかい読みなおしますー。 (2019年9月7日 20時) (レス) id: 15817c11d2 (このIDを非表示/違反報告)
黒衣(プロフ) - 夏鈴さん» 楽しんで頂けたようで嬉しいです♪ …って１日で！？それは有難いやら恥ずかしいやら…(笑) 私の想像＆妄想の世界を楽しんで頂けてホッとしています。そしてある程度のエロも欲しいよねと握手を交わせそうです(笑) (2018年8月22日 3時) (レス) id: 9cf8dc8670 (このIDを非表示/違反報告)
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