【黒子のバスケ】桐皇学園バスケ部のマネージャーって胸でかいよね！！！

STORY41【再び過去編】 ページ44

〜過去貴女side〜


貴『征ちゃん！！！』


赤司｢A！来てくれていたんだね｣


貴『もちろん！優勝おめでとう！花でも買ってくればよかったかな＾＾』


赤司｢ｸｽｯ)気持ちだけで十分だよ、ありがとう｣


言わなきゃ･･･っ


赤司｢そんな事より、足は大丈夫かい？｣


貴『え？！う、うん！ほら歩けるようになったし、走れるよ！！』


赤司｢そう、それなら部への復帰も、もうすぐ『それは、無理』は？｣


貴『バスケ部にはもう、戻らない』


赤司｢･･･････？｣


貴『この間ね、病院でもう、昔みたいにバスケ出来ないって、言われたの』


赤司｢A･････｣


貴『もうね、何で頑張ってんのか分からなくて･･･っ
征ちゃ、んの･･･みんなの、笑顔が･････っ見たくて、それでっ頑張ってきたのに･･･』


赤司｢A、A 僕を見ろ｣


貴『うぅ････ﾋｯｸ、うぁ･････っ』


赤司｢つらいな、しんどいな･･･でも、今逃げても、いつかきっとその見返りが来る
それでも良いのか･･･？｣


貴『･･････良くない、でもっ、も、どうすれば良いのか分からない！！！』


私は征ちゃんの手を叩いた


赤司｢そうか、でも 逃げるのは一回だけだ、今度バスケに向かうことになったら
逃げずに立ち向かえ、いいね｣


貴『もういいの、私はバスケやらない、バスケに関わらない、決めたの』


赤司｢･･････ひとついい事を教えてあげよう









“出会いも別れもすべて運命なんだよ、A”｣


抱きしめながら呟いたその言葉は、会場の歓声にもみ消された


赤司｢じゃあ僕はもう行くよ、インタビューがあるからね
それと、青峰の事は本当にすまなかった｣


ポツンと残された、廊下で手に持っていた退部届に温もりを感じた



続

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