銀魂スターチスの記憶 (ページ3)

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2.御主人様ページ3

カランカラン

涼しい風鈴の音が聞こえてくる

懐かしい匂い

おでこが冷たい

貴)ん、、

?)あ、起きましたか？

ぼやぁ

目を覚ますとそこには冴えないメガネをした冴えない顔の少年がいた

貴)君は…

?)僕は志村新八っていいます。

貴)…新八…くん。

新)大丈夫ですか？あなた神楽ちゃんに運ばれてきたんですよ、

貴)か、ぐら？

あ、私、倒れたんだっけ

少しずつ思い出してきた、

確か、何かモサモサしたものに乗って……

?)あ！起きたアルか！！

びくっ

声の先には可愛らしい女の子と白い毛むくじゃらの生き物がいた

新)あ！神楽ちゃん

貴)!

この子が"神楽さん"

やっと出会えた

"私の御主人様"

Aはたとたどしい足取りで神楽の方へ向い、神楽の手をとり強く握った

神)??

貴)あなたが私の命の恩人なのですね

神)？そうアルな

パァア

Aは眩しいほどの笑顔で神楽の顔を見たあと礼儀正しく座り頭を地につけた

貴)神楽さん！いえ神楽様！私を下僕(しもべ)にしてください！

・・・・・・。

新/神)ええええええええええええええええええええええええええええええぇぇぇぇ！？