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少し話をした後、
自分たちの種目の時間が近いということで
明ほ……、スバルと真くんは校庭に戻っていった。
二人が去って数分後経ったあと、
私も保健室から出ていくことにした。
涼しい場所にいたから大分良くなったし、
何より、華が心配してるかもしれないから。
ベットを綺麗に整頓して、保健室から出ようと思ったとき
「 …あれ、隣空いてる… 」
私の隣のベットには、誰もいなかった。
というか、私が使った以外のベットは
使用された形跡がないように見られた。
凛月さんは、もともとここにはいなかったのか。
「 凛月さん、どこにいるんだろ 」
私は、何故か凛月さんの居場所が
気になって仕方がなく、戻るついでに探すことにした。
さっきの茂みにいるのかな。
あそこを通って、私がくぐって来た場所から戻ろう。
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「 …ここから出ますか 」
保健室を出た後、私はずっとぐるぐる校内を回っていた。
まさかこんな広いなんて知らなかったよ…。
やっとの思いで、外へと通じる場所を見つけたのだ。
「 あの茂みはこの辺だったか…、な…?」
茂みを探していると、何やら人影らしきものが。
しかもあの場所は丁度、
凛月さんが私の上に、覆いかぶさった場所だ。
……と、あの時の光景を思い出したら
顔が熱くなっていくのが分かった。
凛月さんの顔、すごい綺麗だったな…。
肌も白くて綺麗だったし。
また勝手に思い出しては勝手に照れる、
という謎の行為を繰り返すうちに
人影が、だんだんとはっきり見えてきた。
声かけるの、緊張するな……。
けど、何故か無性に凛月さんと話したい。
私、なんでこんな凛月さんのことで
頭がいっぱいんなんだろう。
けど、今はそんなのどうでもいい。
いざ、勇気を振り絞って、
茂み越しにいる、凛月さんであろう人に声をかける。
――― はず、だったんだけど。
そこにいたのは、私の知らない女の人と、
その人の膝の上に頭を乗せている
私の見たことのない顔で微笑んでいる、凛月さんだった。
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お待たせしちゃってごめんなさい、
やっと更新することが出来ました!
それなのに、凛月くんを出せなくてすみません!( 笑 )
これから、どんどん更新するので
どうかよろしくお願いします!
瑠璃
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ルビィ - この作品何度も読み直しています。続きが気になります。更新して欲しいです。 (2019年11月6日 20時) (レス) id: 49488ecbb9 (このIDを非表示/違反報告)
瑠璃(プロフ) - ゆうたさん» わあああ、お恥ずかしいです…。ご指摘、有難うございます! (2017年6月25日 19時) (レス) id: 8101eae6b8 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうた - りつの、りは凛ですよ! (2017年6月12日 15時) (レス) id: 88d6a4021e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:瑠璃 | 作成日時:2017年3月19日 22時