202話 ページ6
「Aっち〜〜〜〜！！！」
みて！みて！みて！と尻尾を振りながらテストを持って走ってきたのはうちのチームのエース様。
バスケしてる時はあんなに男前なのになぁ、？
「なになに…、68、72、80、64、70…って！！！すごい！！！！」
何だ何だと集まってきた先輩たち、そう、今はテストが帰ってきた日の部活の時間
「お前やればできんじゃねぇか！」と頭を掴む笠松先輩と、幸せそうに笑う黄瀬くん
「本気出してみたら、案外楽しかったんスよ！」
ニコニコしながらそんなこと言ってる黄瀬くんの器用さが時々恐ろしくなる
その日の練習は黄瀬くんはとてもご機嫌で。
とてもとてもシュートがバコスコ入ってましたとさ。
練習中に監督から、ウィンターカップの初戦の相手のDVDを預かった
みんなでそのまま見ることになって…、視聴覚室に移動することになった
ゔぉん…と音を立てて無事再生されたDVD
「そんで？白河、ここの情報は？」
笠松先輩の声に、わたしはノートを開いた
「はい、福田総合高校です。勝ち抜いてきただけあって強いのですが…」
わたしは眉を寄せて、黄瀬くんをみた
黄瀬くんも何かに気がついたようで
「こ、こいつ…何でここに…」
「帝光中学出身の選手がいるんです」
みんなが、黄瀬くんの顔を見る
黄瀬くんの顔はとても喜びのような顔ではなかった。
試合のDVDを見る限り、例の選手が全てを担っている、という印象だ
リスペクトもくそもない。
見ていて気持ちがいいものではなかった。
私たちが…初戦で戦う相手。
福田総合…。
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葵 - 私は三推しの青峰を友達に奪われましたまじで最悪なんですよ？ (2021年12月19日 12時) (
レス) @page32 id: a5167809cb (このIDを非表示/違反報告)
葵 - ( ノД`)…大輝が桃井と嫌だ( ノД`)…青桃嫌だ( ノД`)… (2021年9月2日 12時) (レス) id: 0028bf96c7 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - Mさん» ありがとうございます(´；ω；`) (2020年11月3日 9時) (レス) id: 20e8fe3349 (このIDを非表示/違反報告)
M - 更新待ってます！！！頑張ってください。大好きです(*´∀｀*) (2020年11月2日 20時) (レス) id: af70b25253 (このIDを非表示/違反報告)
作者 - 沢さん» ありがとうございます！これからも全然続いていくのでぜひぜひお読みいただけると嬉しいです！ (2020年11月1日 20時) (レス) id: 20e8fe3349 (このIDを非表示/違反報告)
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作成日時：2020年10月30日 21時
