78話 プチ挨拶付き(作者より) ページ29
A「は、はい!!」
私のうわずった声を聞いて、リナは誰からの電話かすぐに察したようで。
彼女はベランダへ走っていった
窓から見えるのは手すりに手をかけて下を見るリナ。
『ごめん、今平気だったッスか?』
昨日の疲れた声とは別人の、いつもの黄瀬くん。
「うんっ、今解散したとこだよ」
『笠松先輩が、Aっちに話したいことがあるって言ってて。』
彼の後ろからはざわざわと騒がしい声。
校庭にいるのだろう
みんなの前にいるのに私に電話してくれたことが嬉しくて。
初めての彼との電話に、少し心が跳ねた
『もしよかったら、降りてきてもらえないッスか?荷物教室に置きっぱでいいから』
そう聞いて、もしかしたら黄瀬くんとまた教室に取りに戻ってこれるかもしれないなんて変な妄想して。
私はベランダでリナが黄瀬くんにグーサインをしているのに気がつかなかった
「うん、わかった、いまいくね」
そう言いながらリナの方を見ると、リナも振り向いて教室に入ってきたところだった。
電話を切るとよかったじゃん、とリナが呟いた
リナ「男バス興味あるし、私も行っていい?」
私は大きな声でもちろん!と答えた。
〜〜〜
短いのでまたまた挨拶を失礼します。
前半…ランキング1位って…
まだ書き始めて一週間も経ってないんですけど…
どういうことでしょうか…(歓喜)
黄瀬くんとAちゃんの甘酸っぱい恋、楽しんでいただけてますでしょうか…。
私、少し感情が昂った時に語尾の「ッス」が消える黄瀬くんが好きなんですよ…
だからなんか、低い声でそういうの言ってるんだろうなぁとか脳内再生して勝手に喜んで…(大変態)
ああ、高校生に帰りたい(白目)
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作者名:りん | 作成日時:2020年10月21日 5時