482話 ページ41
「ディフェンスゥゥッッッ!!!」
残りあと15秒を切った
もちろんボールは洛山の元にある
悔しそうな赤司の顔は、負けることへの異様なほどのトラウマを映し出していた
赤司だって同じだ
誠凛に負けた屈辱は、もう二度と体験したくないはず
「負けるはずがない、俺たちが、負けるはず、ないッ!!!!」
赤司は目の前にいた2人をアンクルブレイクで交わした
「っ!!」
同時にガクンと地面に尻をつく2人に思わず俺もみけんにシワを寄せて
俺は咄嗟に赤司の背中からボールをカットしようと手を出した
「無駄だ、」
それすらもするっとかわされて
「お前のホークアイがエンペラーアイに勝てると思ったか」
そう呟きながら自分のコートへ上がっていった
見破られるとわかってたけど、やっぱ、見破られるときちーなー
「…はっ、引っかかったな」
けど…
こんなとこで俺が見破られるとわかってることするわけないじゃん、?
「…っなに!!」
赤司が声を上げたと同時にボールが赤司の手から離れた
「みっ、…緑間っ!!!」
真ちゃんの方を見ると、満足そうに口角を上げていた
「…なっ、なぜだ、お前はホークアイなんて持っていないはず…っ!!」
真ちゃんが弾いたボールを俺が受け取って、すかさずゴールにドリブルで向かい
レイアップシュートを決めた
後ろから真ちゃんが眼鏡をあげる音が聞こえて
「わかるのだよ、相棒の眼でな。」
と、同時に真ちゃんは呟いた
ビーーーーーー
「91対94!秀徳高校の勝利!!!」
俺は観客席を見上げた
ここまできたぜ
黄瀬ッ…!!!!
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りん(プロフ) - 湊さん» めちゃくちゃ今更すみません!!このコメント見て調べて声出して笑いました笑笑笑笑ご指摘有難うございます!!書き換えるのしんどいのでこのまま行きます笑本当に有難うございました笑笑 (2021年1月3日 3時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - インターハイ編って黄瀬達三年生ですよね…?氷室さん一つ年上なので卒業してますよ…? (2020年12月18日 14時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りん | 作成日時:2020年12月6日 11時