457話 ページ16
会場へ向かう電車の中メッセージの通知でスマホが震えて、少し気になってすぐに手に取ってしまった
試合の前はいつもメッセージをくれないはずなので黄瀬くんじゃないはず
…リナ、だ。
『今日は頑張ろう!お互い!!!』
彼女らしい可愛らしいスタンプに少し緊張がほぐされていくのを感じた
『ありがとう!海常優勝だよ!』
同じく戦っていく大事な仲間に元気をもらって少しわたしの頬も緩んでいく
リナは高校2年生にしてやっと獲得したレギュラーでインターハイ準々決勝まで進んだ
女子のインターハイと、男子のインターハイは今年1日ずれて開始した為、彼女達は今日が準々決勝である
わたしが一年生の頃はまだ海常女子バスケ部の部員数が少なく、軍なども存在しなかった
なので中学時代有名だったわたしが呼ばれて試合に出されたりしたわけなんだけど…
レギュラーの子が1人休んだら他の部員を入れるよりもわたしをよんだ方がいいと判断するくらいには弱かった。
正直あの一年の時の誠凛との練習試合も勝てると思ってなかったみたい
でも誠凛もまだできたばかりで弱々で、さらにわたしの活躍で勝ってしまった。
勝つ喜びを覚えた部員達が頑張って
2年でここまで成長したらしい
リナだってほぼバスケ初心者だったのに、わたしの背中を見て必死に頑張ってきた
彼女が公式戦で伸び伸びと試合ができることに、わたしもとても大きな喜びを感じていた。
そんなこんなしていたら試合会場の駅に着いて、
なんとなく同じ電車に乗っていたりして居合わせた選手達と合流をした
102人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「黒子のバスケ」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
りん(プロフ) - 湊さん» めちゃくちゃ今更すみません!!このコメント見て調べて声出して笑いました笑笑笑笑ご指摘有難うございます!!書き換えるのしんどいのでこのまま行きます笑本当に有難うございました笑笑 (2021年1月3日 3時) (レス) id: 6b9a318112 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - インターハイ編って黄瀬達三年生ですよね…?氷室さん一つ年上なので卒業してますよ…? (2020年12月18日 14時) (レス) id: ef148efd04 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:りん | 作成日時:2020年12月6日 11時