キセキとネット恋愛してみませんか？〜バニラシェイク編〜【黒子のバスケ】

21*好きです ページ9

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黒子「ずっと決めていたんです…僕はAさんに告白するって」



真剣な顔をして、私をジッと見つめる。



ドクンドクン、と心臓が大きく音を立てて。





『え、あ…』


なにか言わなきゃ、言わないと…！



でも肝心なときに限って、何も言えなくなってしまう。






黒子「すいません、突然こんなことを言ってしまって…今のは聞かなかったことにしてください」

『えっ』



ということは、今のがなかった事になってしまう。


そんなの…




『絶対ダメ…』

黒子「Aさん？」

『少し、少しだけ時間が欲しいの』





１日、２日考えたいんだ。


バニラシェイクさんとして見るのか、それとも黒子くんとして見るのか…



それにまだ私、黒子くんの事あんまり知らないし…






あ、あの人に聞いてみよう。



黒子くんと別れた後、私は彼にメールを送る。





彼なら黒子くんのことをよく知ってそうだから。







『火神くん！』



待ち合わせのマジバに行くと、もう彼は席についていた。





火神「おー、なんだ話って？」

『あの、黒子くんのことなんだけど…』






―――今日のうちに決めてしまおう。

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