▲真実-256-▲ ページ38
真「…それって、まさか……。」
由「すーちゃん、何か気付いたの?」
真「あ、え、いや……でも…。」
真澄はどうやら、気付いたのらしい。
真実を全て記すと言った黒子の矛盾、だが真澄にはそれが信じられない。
そんなのあり得ない…と呟き、真澄は再び俯くが、緋夢はそれを問いただす。
緋「気付いた事ははっきり言った方がいいんじゃない?
だって、そういう場なんでしょ?
この集まり。」
由「あんたは黙ってて下さい。」
田「由貴菜ちゃん…!
…でも、気付いた事をどんどん話すのは確かに大事だね。」
真澄ちゃん、お願い?と田無は頼む。
真澄は直も渋るが、ついに口を開く。
真「……本当はこんな事、考えちゃいけないんでしょうけど。
黒子さんが、雛宮さんの最期を、その部分だけ真実を書かなかったのは、」
降「………ッ!」
そこで降旗は真澄が言おうとしている事に気付き、ひゅっと息を飲んだ。
.
真「雛宮さんの事を殺.したのは、黒子さんだからなんじゃないかって…。」
.
降「…違う……。」
数秒の、夕方のマジバとは思えないほどの静寂の後、降旗の口は無意識にそう言葉を発していた。
降「違う…そんなの絶対にあり得ない…違うよ…。」
田「降旗君……。」
降「黒子が、黒子が雛宮を…いや、雛宮で無くたって…人を殺.せるはずがない…。」
だって、そうだ、俺は見てきたじゃないか。
降旗の脳裏に蘇ったのは、あの頃の記憶、ほんの数週間だったけども、新しい仲間が増えて、何もかもが楽しかったあの日々。
降「黒子と雛宮は…雛宮が退院する前から、恋人同士なんじゃって噂されてたくらいで!
実際見ててそうだった…。
あいつは、雛宮の前でだけは、俺達にはめったに見せない笑顔を何度も見せてて…!」
緋「………。」
降「どっからどう見たって仲が良かった!
恋人では無かったにしても親友だったんだよッあいつらは!
それだけは保証する、俺は直にそれを見てたんだ。
だから言える。
黒子に雛宮は殺.せないッ!!
そしてそんな優しい黒子に人は殺.せないッ!!」
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お久しぶりです(ヽ´ω`)
書こうにも終着点が見えなくて書けない日々が続いてました_(:3」∠)_
ちなみにイラストなんですが、アナログなので大体は捨ててしまったか行方不明なので再upは無理です、ごめんなさい(´Д`)
もしかしたらうつほは失踪するかもです(((
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ファイ - 主人公の死の真相知りたいです。書いて下さるとありがたいです(>_<)いつも応援してますっ!!続編楽しみに待ってます! (2014年4月28日 22時) (レス) id: e6e8d659c5 (このIDを非表示/違反報告)
ユイ(ayamea)(プロフ) - extraに入らない方が面白かったです。江戸川ちゃんの狂った感じとか、大好きだったのに、残念です。 (2014年4月26日 23時) (レス) id: cea22bda8f (このIDを非表示/違反報告)
ミカゲ(プロフ) - 春休みの宿題がおわんなくて、ずーっとパソコン出来なくて久しぶりにみました(^^ゞ黒子ぉぉぉ!!生きててよかったぁぁぁ(ToT)/~~~ (2014年4月8日 23時) (レス) id: e410611b3b (このIDを非表示/違反報告)
ドア?ちゃんと閉めたよ、心配しないで。 - すぃませぇん〜(ぶりっ子風)緋紗絵さぁ〜ん、ちょっとぉ今日の放課後、体育館裏来てくれなぁ〜い?← (2014年4月8日 13時) (レス) id: 1808592c18 (このIDを非表示/違反報告)
snowまろ♪ - そうなんですか・・・僕もちょうど今日から3年!くうrrrrろこっち!!生きてたんすね?!あと、いきなり言ってすみませんが、心肺停止が心配になってますよ〜。 (2014年4月7日 20時) (レス) id: 722b590d3e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:赤司うつほ@失踪するかもしれない | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utsuhobunkacho/
作成日時:2014年1月8日 6時