【黒バス】探偵少女は真実を守る-episode extra-

▲真実-235-▲ ページ17

降「彼女っていうのは…？」



田「降旗君、真澄ちゃんから聞いたことない？

土橋ローザさんって言うんだけどね…私達に協力してくれる、刑事さん。

……でもって、江戸川さんの保護者の方。

インターネットとか、図書館とかで調べられる程度の事は全部私達がやってるけど、どうしても知れない裏の世界っていうのがあってね。

そういうのを調べるのは、大人のローザさんにやってもらってるの。」



降「裏の世界？

…って、この事件って、そんなにヤバい何かに絡んでくるんですか？」



由「絡んでくるどころか、しがみついて離れないレベルですねー。」



由貴菜がヘラヘラと笑うが、降旗にはそれどころじゃない。


途端に、自身が首を突っ込んではいけない何かに全身突っ込んでるのでは？という考えが浮かび、冷や汗が吹き出る。


いや、監視カメラとか言い出した辺りから何となくヤバい気はしたけど！



真「裏の世界…それが、この監視カメラと深く関わってきます。

これ、設置したの誰だと思います？」



降「…………。」



真「……赤司、」



降「えッ!?」



真「赤司ホールディングス。

…反応速すぎでしょ降旗さん…。」



降「あ、いやごめん…つい。」



最近、赤司という言葉に過敏になっている気がする。


真澄に苦笑され、降旗は頬を掻いた。



雄「…反応しちゃう気持ちも、分からなくはない。

赤司と言えば…赤司征十郎君の生家で、今や日本国内外に強い影響力を示す旧家だ。

旧家だぜ？

……今も昔も、金持ちのやることは突飛かつ奇想天外。

一般市民の常軌に囚われない、人徳の欠片もないことをしでかしたりする。」



田「…俗に言う、気違い。」



田無が憂いを帯びた目で、そう呟く。


彼女の父は、金の力で成り上がり、有頂天になり、人々からの信頼を忘れ…堕ちた。



雄「だから奴らにとっちゃ、病院の一つや二つ、金で言いくるめりゃあいくらでも監視カメラ貼り付け放題。

法の番人もお手上げ。

……汚い世の中だ、人権も命も、あいつらが札束でしばけば全部塵。

…ようするにだ、黒子君は…奴らのせいで、口封じされている。」



真実を知っているがゆえに。



雄「もし真実を話そうってんなら…殺されるかもしれないんだろう。」



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学級閉鎖でこれから四連休＼(^o^)／
お前ら喜べ田無だぞほら((((

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