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▼真実-7-▼ ページ8

部活が終わり、部員達は着替えて、続々と体育館を出ていく。


お疲れ様ー、という声が反響する中、黒子と桃井は二人だけで、ボールやゴールの片付けをする。


これは、主将からの命令。


あのような行いをしてもなお、仕事を与えるという慈悲。


本来なら切り捨てる所を活用する優しさ。




桃「……ほんと、ごめんね?

テツ君まで、こんなことしなくてもいいのに…。」



黒「いえ、これは僕の好意でやってる事なので。

…それに、このい.じめの真相は、僕達しか知らないでしょう?」



桃「……ん、そうだね…。」



モップ片手に、桃井はうつむく。


反射的に、先程青峰に蹴られ、黄瀬に踏まれた右腕をさする。


二人だけの体育館に、カーン…と、モップの倒れる音が響いた……。



桃「…ねぇ、テツ君。」



黒「…はい。」



桃「私達……元に、戻れる…よね…?

前みたいに、仲間になれるよね……!?」




.


黒「………ぁ……。」



悲しかった。


いじ.められていることが?


否、答えられない事が。




.





.



貴「話は聞かせてもらいました。

その、真相とやらを聞かせてくれますね…?


黒子さん、桃井さん。」



黒「―――ッ!!!!」



誰もいないと思っていた体育館の扉に、人影が1つ。


Aだった。


彼女は田無達に誘われて、一緒に帰ったんじゃ…?



そんな事はなかった。


Aは仕事があるので一緒にはできないと称し、校内に留まると、二人に気付かれぬように扉に張り付く形で話を聞いていた。


それはもう、一言も逃さぬ程にびったり、しかも録音済み。


なのに実はスマホ片手に現在担当となった任務についての情報収集を行っていたのだから、驚きである。



貴「ああ、そんなに怯えなくて結構ですよ?

私は彼らのように下濺かつ理不尽な暴力で、貴方がたを痛め付けたりはしません。

まぁ、きつい発言はあり得るかもしれませんが、それも貴方がたの語る真実次第です。」



そう言って、Aは二人に歩み寄った。



▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼▼
風呂の中で考え付いたこの話のオチが救われなくてどうしようか考え中です(´°ω°)

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設定タグ:黒子のバスケ , 探偵 , キセキの世代   
作品ジャンル:アニメ
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流海 - 夢主の性格が最高過ぎます!面白いです! (2017年4月30日 18時) (レス) id: 7de778a5af (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶 - 二年たってる今じゃ見てないかもしれませんが、この小説すっごく面白くて大好きです!夢主のゲロカスとか正論すぎて爆笑してましたww偶々この小説を見つけて本当に良かったです!! (2015年8月20日 17時) (レス) id: 31fa2bd0da (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - はぁあすっきりっwめちゃ面白いすよww (2015年4月28日 23時) (レス) id: de22cd0d70 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらってぃーらびっと(プロフ) - 夢主w狂ってますなーw (2014年8月29日 20時) (レス) id: 5e0462a61f (このIDを非表示/違反報告)
東方見聞録 - 画像がほとんど見れない件について………? (2014年5月6日 13時) (レス) id: 6155e32571 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤司うつほ@嘉音君可愛い | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utsuhobunkacho/  
作成日時:2013年7月24日 19時

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