▼真実-45-▼ ページ46
田「ひっ…な、なんで…ぇ……！」
桃「…あのね、田無さん。
確かに私、最初の頃は、貴方の事…きーちゃん目当てで入部したのかなって思ってた。
でも、そうだったとしても。
貴方はちゃんと、帝光バスケ部のために働いて…皆の努力を褒めて…応援して。
れっきとした、このバスケ部の仲間なんだよ。」
桃井が、そう言って両腕を広げた。
その周りには、彼女の大切な仲間がいる。
もちろん、田無にとっても大切な仲間だった。
桃「…だからさ、私はやり直したいんだ。
田無さん…貴方と。
貴方も、私の大切な仲間だもん。」
…ね？と、桃井が微笑む。
黒「…僕も、田無さんの事は大切な仲間だと思ってます。
だから、僕からも。
僕達全員、やり直しましょう…？」
黄「…黒子…っち……。」
赤「…いいと思うぞ。
全員で、仲直りしようか。」
緑「…あぁ。」
紫「うん！」
青「…おぅ。」
赤司もそう微笑んで、全員が頷いた。
やり直せる、僕達は。
全員が円になり、中央に向かって、手をつきだす。
赤司君、試合前ですかwと黒子が笑う。
桃「江戸川さん！
貴方も…そう思うよね？」
桃井が、一人輪から外れていたAを誘う。
黒「僕達がこうして仲直り出来たのは、貴方のお陰です。
貴方も、僕達の新しい仲間として、ここで仲直りに参加してくれませんか？」
貴「ええ、構いませんが。」
Aが、田無の隣に入る。
田「……江戸川さん。」
貴「何ですか？」
田「……その、ありがとう。」
貴「礼を言われる程の事はしていません。
探偵として当然ですので。」
Aが、そう胸を張ると、田無も桃井も、くすくすと笑う。
田「私…皆とこうして、やり直せるんだね。
ありがとう、今、人生で一番うれしいかも。」
田無が、未だに涙でぐちゃぐちゃな顔を隠す事なく、笑顔に変える。
全員が、今までで一番いい笑顔だと思う。
そして、
それを、
貴「もちろん…貴方はこうして、皆さんとやり直せて当然……
.
.
―っな訳ねえぇだらァぁぁああぁあああぁあぁぁァアァアッ!!!!!!」
探偵は、許さない。
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流海 - 夢主の性格が最高過ぎます！面白いです！ (2017年4月30日 18時) (
レス) id: 7de778a5af (このIDを非表示/違反報告)
黒蝶 - 二年たってる今じゃ見てないかもしれませんが、この小説すっごく面白くて大好きです!夢主のゲロカスとか正論すぎて爆笑してましたｗｗ偶々この小説を見つけて本当に良かったです!! (2015年8月20日 17時) (レス) id: 31fa2bd0da (このIDを非表示/違反報告)
颯(プロフ) - はぁあすっきりっwめちゃ面白いすよww (2015年4月28日 23時) (レス) id: de22cd0d70 (このIDを非表示/違反報告)
ぶらってぃーらびっと(プロフ) - 夢主w狂ってますなーw (2014年8月29日 20時) (レス) id: 5e0462a61f (このIDを非表示/違反報告)
東方見聞録 - 画像がほとんど見れない件について………？ (2014年5月6日 13時) (レス) id: 6155e32571 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：赤司うつほ@嘉音君可愛い | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/utsuhobunkacho/
作成日時：2013年7月24日 19時
