不登校*1276 ページ28
‐赤司side‐
「そういえば黒子君のゆで卵、美味しかったです!」
「そうかい?何故カフェにゆで卵なのか分からないのだが」
本当に。
ずっと疑問でしかなかった。
「……変わり種?」
とAは小首を傾げて言う。
Aがそう言うならきっとそうなのだろう。
「そうだね。Aが楽しんでくれたなら僕は十分だよ」
とAの頭を撫でる。
Aは気持ち良さそうに目を細めて、まるで猫のようだった。
「ねぇ征くん」
「なんだい?」
Aは僕の腕を掴む。
「我が儘言ってもいいですか?」
「僕に叶えられる事ならね」
と言うとAはパァっと顔を輝かせる。
Aの望みは僕の力の限りで叶えてやる。
「じゃあ今日は出来るだけ傍に居てください!」
とAは言った。
そんなことで良いのか?
僕だって出来ることならAの傍に居たい。
ずっとAにくっついて、他の男達に『Aは僕のものだから近寄るな』と言ってやりたい。
ついでにAをいじめる女達にもだ。
Aは優しくて、天真爛漫で純真無垢で何よりも可愛い天使のような子だと声を大にしてでも教えてやりたい。
しかしそんなことをすればAに嫌われる道まっしぐらだ。
「あぁ、いいよ。当たり前だろう」
とAの頭を撫でた。
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木戸藍楽(プロフ) - ねこ汰。さん» 最初からなんて貴重なお時間を申し訳ありません……ありがとうございます!!更新頑張ります!! (2017年4月1日 18時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ汰。(プロフ) - この物語を最初から読んできました…!とても面白いです!更新頑張ってください!!(*`н´*) (2017年4月1日 15時) (レス) id: ad2b3236ef (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - 赤紅 (あかべに)さん» ありがとうございます!! 本当に申し訳ございません……ですが皆様のおかげで合格出来ました! これからも皆様が楽しんでいただけるような作品を目指して頑張らせていただきます! (2017年3月16日 23時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
赤紅 (あかべに)(プロフ) - 合格おめでとうございます!!凄く大好きな作品なので、更新待ち遠しくしてました笑 これからも楽しみに待ってます!頑張って下さいっ (2017年3月15日 16時) (レス) id: ad1b960ee8 (このIDを非表示/違反報告)
木戸藍楽(プロフ) - ルイさん» ありがとうございます!!頑張らせていただきます! (2017年3月15日 0時) (レス) id: b372988733 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:木戸藍楽 | 作成日時:2016年10月29日 0時